地域社員制度について

 

ちょっと滞っていた会社創りブログ再開です。

社内外のバーテンダーやこれからBARの仕事を目指す人達に、
私たちの「BAR」だけではなく「会社」も知ってもらいたい。

「日本で一番バーテンダーが働きたい会社を創るプロジェクト」
の進捗報告を目的にしています。

 

2018年3月、立川に新店舗 BAR KoH を出店しました。

新規出店といっても、既に同地で12年もの間、
営業されていたBARのリニューアル、共同運営です。

これは、私たちが積極的に取組んでいる「BARの事業承継」
のひとつなんですが、今回のテーマとは逸れるので、
そこについてはまた別の機会に記します。

 

KoHのオープンにより、JR中央線沿線で、吉祥寺、三鷹、中野、
国分寺、立川と、5つの主要駅でBAR運営に携わることになりました。

同線沿線での展開は、もちろん意図的であり、
以降にさらなる出店も計画しています。

私たちのBARは吉祥寺にて創業、武蔵野地区から店舗展開をスタート、
現在は都内にも店舗を構えています。

一概に括ることはできませんが、やはり都内と都下では、
求められるBARの傾向は違ってくるものです。

日常と非日常のバランスポイントの違いであり、
その日の最後の1杯を提供できる都下のBARには、
原点回帰も含めて、改めて魅力を感じています。

もちろん、より「前」を見ることができる都内でのBAR出店や、
BARそのものの「横」の広がりを目指すダイニング業態、
私たちの仕事の「高さ」を引き上げる異業種複合業態の出店も
並行して計画進行中で、そこにもうひとつ、都下で、
BAR本来の「深さ」を求めるベクトルを追加、
4つの出店プログラムを組みました。

エリアとして広い都下や郊外で、中長期的な商いの基盤造りが
おろそかにならないように、対象は絞り込み、
馴染みが深い中央線沿線、新宿から立川間に限った
ドミナント形成を前提に進めます。

そのためにも、昨年(2017)は、
2号店として長く続けた対象地域外のBARを譲渡。

最西に位置付けた立川でご縁をいただけたことで、準備が充分に整いました。

 

少し話がそれます。

労務面についてです。

これまでの取組により、各種基準の引き上げが、
ある程度の水準に達したため、引続きの改善活動と並行して、
働き方の「多様化」に取り組む方針を決めています。

日本で一番バーテンダーが働きたい会社を創るプロジェクトの後半戦は、
「人それぞれの働きやすさ」に、どれだけ適宜
対応できるかを最重要項目としています。

そこで、中央線ドミナントを対象に「働き方」を
ひとつ増やしてみることにしました。

それが地域限定社員です。

弊社では、店舗配属のアルバイト以外は会社採用であり、勤務店舗は、
本人の希望や適性を考慮しながらの配属制度を採っています。

マネジメント職に入るまでは、異動人事もあります。

同社内部署(店舗)異動は、会社都合だけではなく、
キャリアを積んでいく中で、重要なアクションとして位置付けているけど、
入社時にバーテンダーとして一定のキャリアを持っていることを前提に、
勤務地を中央沿線だけに限った社員の採用枠も用意しました。

都下で働いているバーテンダーは、それぞれの事情であったり、
地元に対する愛着であったり、何より、
先に同地域で独立開業を目指すために、
都内には出ずに仕事をしているバーテンダーがいます。

そういった人材の掘り起こし、採用強化を目的とした勤務形態です。

勤務地域を限定するだけで、給与待遇等は、通常社員と変わりはありません。

 

既に、BARの横軸を広げるダイニング業態は事業部独立、
同事業部のみで勤務する契約形態があります。

また、バーテンダーとしてキャリアを積みながらマネジメントを
目指すプロセスとは違う流れとして、プロジェクト毎に仕事にあたる
「業務推進室」という部署も運営本部に設立、
新しい働き方のトライアルが進んでいます。

慣習にとらわれず、仕組みの数を増やすことに常に積極的であり、
それぞれの働き方に対して、柔軟かつ前向きに取り組める
プラットフォームであること。

それは、採用強化や労務環境向上といった主目的だけではなく、
新しいビジネスチャンスを生み出すきっかけにさえなると考えています。

 

Nobuhide Kobayashi

 

Related articles

Back to Top