独立開業支援について(3)

 

前2回、早期独立開業の推奨について書いてみました。

今回はその続きから、私たちのプラットフォームにある
支援制度の基本姿勢についてです。

 

私が制度提供する側の代表として、
先の開業を目指す所属バーテンダー達に、
入社時からコミットしているスタンスが2つあります。

ひとつは「独立開業は、いつでも賛成で積極支援する」ということ。

それは繰り返し述べている早期独立開業の推進であり、
「まだ早い」ではなく「どうすれば今できるのか」という原則の堅持。

会社貢献から出る論功行賞のような独立支援では、
必要以上の時間がかかるばかり。独立の先までを
ひとつのオペレーションとして、中期的な利益共有を目指したり、
長期在籍よりも広義の補完関係に早く移行することで
総合的なベネフィットを相互が得る。

そういった考え方を採用しています。

実際にも、入社から僅か数か月で独立したバーテンダーは複数、
そもそも支援を受けることを目的に入社した人もいました。

そんなの大歓迎。

さらには、入社せずに直接、開業の支援をするケースだって実現済み。

早く成り立つことこそが、イコールでチームへの貢献にもなっていく、
そんな仕組み創りを進めています。

 

もうひとつは「独立開業の方法は、前例と仕組みに捉われない」こと。

実際に使えるプランの明示やロールモデルの存在は、
イメージやスケジュールを明確にするためにも必要。

私たちがパートナー制度と呼ぶ、
法人起業&店舗委託型の支援制度から、
個人開業に適するコンサルティングサポートまで、
プランは多様に揃えています。

けれど、その仕組みだけの押しつけになったら本末転倒。

機会が減ってしまう。

私たちが目指すのは、FCシステムや暖簾分け制度ではないから、
プロセスはいくつあってもいい、
時折やってくる偶然のようなチャンスにだって柔軟対応。

シンプルにもしないし、効率化もしません。

課題は、一律のシステム運用と異なり、
ケースバイケースの対応や適正化をする位置に、
知見や人脈、熱意を持った人材が不可欠ということだけ。

そこがあまりに重要だから、最も確実で簡単な解決方法を採っています。

全部自分が担当する。

それができる自分がいることが、ウチの優位性。

バーテンダーのキャリアデザインから独立開業サポートまで統括、
責任者たることが、自身のライフワークであると確信しています。

 

私たちの【100人のBARオーナー輩出】というミッションは、
掲げただけの目的ではなく、既に達成を視野に入れた
目標になっているから、2つのスタンスは必然。

そしてこのプラットフォームに仲間を集め、
多くのバーテンダーと語り合うこと=「母数の拡大」という
要素を加えた3つの掛け算でゴールに迫ります。

まだ続きます。

 

Nobuhide Kobayashi

 

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