2018/04/18
先日35歳のバースデーワイン会を行いました。
沢山のお客様と素晴らしいワインを共有できた事感謝致します。
今回のテーマは私のワインキャリアスタートの
きっかけともなりました造り手イタリアトスカーナ、
ボルゲリのLe Macchioleの3大フラッグシップ飲み比べでした。
故エウジェニオ・カンポルミの夢でもあり、
ひにくにも遺作となったカベルネフラン100%「パレオロッソ2001」と
最後の混醸「2000」の飲み比べ。
その後大手企業からの買収を悉く跳ね除け、夫の想いを継承、
貫いた現オーナー、妻チンツィア メルリ カンポルミ氏の最高傑作であり、
イタリアの著名なワインガイドであるヴェロネッリ誌で
満点の100点を獲得した「パレオロッソ2011」
シラー単一の「スクーリオ」は一般的なボルゲリの当たり年2006
とマッキオレ史上最高の年と言われる2010
そしてメルロー単一の「メッソリオ」はワインスペクター
100点満点の2004という激しくレアな飲み比べでした。
このラインナップが実現できたのも私のワインの師である山本酒店
山本芳久氏のストックをお譲り頂いた事により実現しました。
感謝です。
まずパレオの飲み比べですが、2001と2000年は
みなさん好みが分かれましたが2000年に軍配。
2001はフラン100%のファーストヴィンテージでしたのでと思いました。
(もちろん素晴らしく美味しい)
それ以上に2000のクオリティが秀逸でした。
両ヴィンテージ共に少し熟成感も楽しめました。
そしてやはり圧倒的なのは2011。
桁違いです。
少しまだ若い印象でしたが、まだまだポテンシャル前回ではない様子。
スクーリオに関しては驚くほど
2006と2010の違いに皆さん感動されてました。
どちらも素晴らしいけれども熟成感で2006に現状軍配といったところ。
しなやかで繊細。シルキーなワインでした。
メッソリオはなんとチンツィアさんのサイン入り。
山本さん、粋なバースデープレゼントです。
しかしメルロー単一とは思えぬほどパワフル。
こちらもまだまだ未来を感じさせてくれるワインでした。
宇田川olimでは不定期ではありますがワイン会をしております。
詳しくは私まで。
bar Olim 東京渋谷宇田川
Yuta Anan