お箸。 / 赤坂見附 Algernon Syn.

2013/10/30

昨日のブログでもちょこっと触れましたが、
現在私、眞野は、所作やしぐさを改善することに取り組んでおります。

Barは見られるお仕事でもあり、綺麗なドリンクメイクや、
スマートな立ち振る舞いでおいしいものを提供されてこそ
そのお酒に更なる付加価値がつくものであると・・・

特に自分自身が他のBarにいくとより一層強く感じてます。
先輩バーテンダーに学び、勉強いたします。。

しかし、カウンターの中だけではなく、
私生活においても「綺麗さ」が求められる時がありますよね。

それは「食事」。
見た目がどうこう以前にマナーとして守らなくてはならないことが沢山あります。

年齢を重ねると、公の場所で食事をする機会も増え、そこでの作法を誤ってしまうと、
それだけで印象が台無しになってしまう、何てことも。

絶世の美女や、格好良い男性が、「握り箸」で食事をしていたら、ちょっとショックですよね笑

というわけで、今日は、食事における箸のマナーについて。

大人の人は皆様ご存知のはずですが、
外で食事をしていると、「え!?」と思わず口にしてしまいそうな
お箸の使い方をしている人も居ます。

今日は改めて、その「お箸のマナー」を見直そうかと。

食事作法は、「箸に始まり箸に終わる」と言われます。

美しい箸使いが基本となり、多くの人々が会食する冠婚葬祭の「ハレ」の食事の場では、
昔から人々が忌みきらう箸使いは「きらい箸」と呼ばれ、
してはいけない無作法な扱いとされてきました。
今も約70の箸使いのタブーが伝えられています。

「箸先五分、長くて一寸」といわれ、あまり箸先を汚さずに食べることが
マナーとされているのです。

「箸使いを見れば人柄がわかる」といわれており、日本の社会では、
箸の持ち方、使い方は、言葉使いや身だしなみとならんで、
人柄が評価される大切な要素の一つなんですよね。

その上、その人をしつけた親や家庭、あるいは会社の評価にまでつながることが多いのです。
自身だけの問題ではないのですね。

その70のタブーの中から、今日は代表される一部をご紹介します。

●刺し箸:料理に箸を突き刺して食べること。

見た目にも美しくなく、食べ物を運ぶときに汁気がたれることもあるので、
下品な行為とされています。

●渡し箸:食事中に箸を食器の上に渡しておくこと。

箸の汚れがほかの人の洋服についてしまう場合があるので要注意です。

●寄せ箸:食器を箸で手前に引き寄せる行為。

器はきちんと手で持ち上げて運ぶのが常識です。

●迷い箸:何を食べるか迷い、料理の上をあちこち箸を動かすこと。

箸の先端をほかの人に向けるのは、とても危険な行為です。

●握り箸:初歩的な持ち方。ナイフやフォークを子供が握るような、
箸の機能をまったく果たさない持ち方。

単純に格好悪いです。

●指し箸:刺し箸とは異なり、食事中に箸で人を指すこと。

●ねぶり箸:箸についたものを口でなめること。

●なみだ箸:箸の先や取った料理の先から汁をぽたぽたたらすこと。

●重ね箸:同じ料理ばかり食べ続けること。

●かき箸:箸で頭などをかくこと。不衛生で危険です。

●ほとけ箸:ご飯を盛った碗に箸を突き立てること。
亡くなった方のご飯椀には、箸を揃えて突き立てます。
その為、普通の生活の中では忌み嫌われます。

●はさみ箸:渡し箸(拾い箸)ともいい、箸から箸へと食べ物を渡すこと。
日本の葬式では、骨を拾う時に「はさみ箸」で拾います。
その為、普通の生活の中で「はさみ箸」は忌み嫌われます。

いかがでしたでしょうか?
もしかしたら、知らず知らずの間に、やってしまっている「嫌い箸」もあるのでは?

一緒に食事をする人たち皆が気持ちよく過ごせるよう、気をつけなければなりませんね。
わたしも気をつけます。

さて。今日もおいしいお酒をご紹介しましょう。

$bar Algernon Synonym 赤坂見附

サン レオン マンサニージャ

ほのかな塩気と長い余韻。辛口のシェリー。お食事前の一杯にお勧めです。

Takayo Mano

本日も17:00より、皆さまのご来店をお待ちしております!

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bar Algernon Synonym / 赤坂見附

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