2013/10/25
最近、なんだかお客様と、食についてのお話で盛り上がります。
少し前の営業中のこと。
お客様と『美味しい蕎麦って、何ですかね?』という話題になりました。
わたし自身実は、あまりお蕎麦に魅力を感じたことが無く…
あまり違いを感じたこともありませんでした。
しかし、赤坂にはたくさんのお蕎麦屋さんがあり、
お蕎麦好きの人は、目に留まるお蕎麦屋さんをくまなく食べ歩き、
自分の好みの場所を見つけ、それからは浮気もあまりせず通い詰めるのだとか。
何の違いがあるのかと言いますと…
蕎麦粉とその他繋ぎとなる粉との比率や水分の含有量など、
細かく細かく、それぞれのこだわりがあるそう。
そのどれが良い、悪い、という訳では無く、単純に好みの問題らしいのです。
へー!と、感心していると、更にお蕎麦愛好家の蕎麦愛を知る
驚くべきエピソードを聞いてしまいました。
本当にお蕎麦が好きな人は、食べるだけでは飽き足らず作り始めるのだとか。笑
今、そば打ちキットたるものが販売されているらしく、
そのお話をして下さったお客様も、そば打ちが特技のひとつでした。
そして自分のこだわりを見つけ、突き詰め、自分だけで食べるのでは物足りなくなり、
なんと出店される方もいらっしゃるそうです。(゚o゚;;
凄い熱意ですよね。
そしてもうひとつ、蕎麦について気になることを訪ねてみました。
「『そば切り』って『そば』と、何が違うのですか?」
「………さあ。知らない。」
というわけで、簡単に調べてみました。笑
ざるそばやかけそばのような麺の形状を、いわゆる「そば切り」。
その歴史は意外に浅く、江戸時代中期からです。
日本のそば栽培の起源は5世紀頃といわれていますから、千年以上を実を丸のまま食べる
「そば米」やそば粉をお湯でこねた「そばがき」として食されてきました。
それに対して今のように細く切るスタイルが「そば切り」なんですねー。
痩せた土地の貧しい作物がそば切りの発明により
「信濃の国の名物」とまで謳われ、いっきにスターダムへと登りつめた訳です。
今なお「うまいもの」の代表として君臨する「そば切り」は
日本の食文化の大発明だったといえそうです。
なるほど。つまり蕎麦のことだそうです。
ちょっと美味しいお蕎麦を食べてみたくなりますね!
締めのラーメン…もいいけれど、締めのお蕎麦も、たまには良いのでは?
今日のお酒は締めにぴったりのお酒。
これを飲んで、蕎麦で更に締めましょう。
カポヴィラ
アマローネのグラッパ。
本日10/25は金曜ですので、17:00から2:00まで営業しております。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております!
Takayo Mano
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