ウイスキー通信 / Vision

2017/01/06

in: Vision

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ウイスキー文化研究所の会報、ウイスキー通信が届きました。

なんとウイスキー通信は今回が最終号とのこと。

 

ウイスキー通信には毎年ウイスキーコニサー試験の
合格者名簿が載ります。

小山さんの名前も載ってまして、
改めて見ると自分のことのように嬉しく感じます。

当店のお客様が他に2名、また、先日、
「コニサー試験受けようと思うのですが教えてください!」
とご来店くださったバーテンダーの方の名前も発見し、
またまた嬉しくなってしまいました。

 

さて、ウイスキー通信には最新の
ウイスキー蒸留所事情がいろいろ載っています。

特にここ最近は新規に建設予定、建設中の蒸留所の情報が多いです。

今回は、インチデアニー蒸留所、ローンウルフ蒸留所、
アイルオブハリス蒸留所、アービッキー蒸留所、ドーノッホ蒸留所の5つ。

 

インチデアニーはローモンドスチルのような
6段のプレートのある蒸留器で、複数の原酒を作り分ける
大型の蒸留所となる予定。

原材料もスプリングバーレイではなくウィンターバーレイを使ったり、
イーストもビールイーストやワインイーストなど、
通常ウイスキーで使わないイーストをミックスして使用する予定とのこと。

 

ローンウルフは、クラフトビールメーカーの
ブリュードッグが建設中の蒸留所。

こちらはどちらかと言うと、ウイスキーの蒸留所というよりは、
「なんでも蒸留する蒸留所がウイスキーも作ります」という印象の内容。

ジン、ウォッカ、ブランデー、ラムやライウイスキー、
バーボンウイスキーなども作る予定とのこと。

 

アイルオブハリスは、ウイスキーも作るが、ジンも作っており、
ボタニカルに昆布を使っているという珍しい蒸留所。

以前聞いた話によると本当に昆布だしのような風味があるらしいです。

 

アービッキーもジンやウォッカを作るそうです。

 

最後のドーノッホは、ウイスキー以外を作るという情報は
載っていませんでしたが、蒸留所の規模が非常に小さく、
生産量も非常に少ないのが特徴。

 

ウイスキーは熟成年数が必要なため、資金調達のために
ジンやウォッカを造る蒸留所が増えているので、
この流れでジンやウォッカの種類も多様化して
選択肢が多くなる傾向になっていくと思います。

また、ウイスキーも熟成用の樽の選択肢が増えてきており、
その流れで一般的な作り方だけではなく変わった作り方をすることで
特徴をつけてくる蒸留所も増えてきている模様。

それが最終的にどのような味になるのか、
楽しみに数年後を待ちましょう。

 

Whisky house Vision

Tel:0422-20-2023

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Wataru Kobayashi

 

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