2009/06/06
渋谷駅周辺はいつも賑わっていて、ひとが多いですよね。
むかし、vinsantoが渋谷にあったころにちょこちょこ行っておりましたが、
それまではチーマーやらカラーギャングやらが居る「怖い所」というイメージでした。
最近では好きなラーメン屋さんがあるので、しぶしぶセンター街を自転車で抜けたりしますが、
週末の明け方なんて「ここは北斗の拳の世界か」と思うほどスゴい事になってたりします。
いまだに怖い所ですねー。
とある出勤前、渋谷のレンタルビデオ屋さんに寄ろうとスクランブル交差点を渡ろうとしたら若者に呼び止められました。
「ちょっとイイっすか?」
と。
からまれるのか、とちょっとびくびくしながら振り返ると、
「鍵、落としましたよ。」
と…。
しかもわざわざ自転車に乗ってる僕を走って追いかけてきてくれたんです。
なんて素敵な若者でしょう。
まるでケンシロウのように優しい漢です。
そしてそのケンシロウくんの後からユリアのように美しい彼女らしき人もついてきてました。
日本の未来もまだまだ捨てたものではないです。
「拾ってくれた」
嬉しさと、
「無くさなくてよかったー」
という安堵感、
「落とした鍵にラーメンマンのキーホルダーが付ていた恥ずかしさ」
が混ざって不思議な気持ちになりつつ、渋谷がちょっぴりコワイトコロではなくなったとある出勤前。