2017/08/18
雨の日はシガーが美味しい。
最近雨多いですね。
ということで、まだシガーの記事投稿連発です。
パルタガス セリーD No.4
-Partagas Serie D No.4-
1845年に、ドンヘイム・パルタガス氏によって創業されたブランドで、
工場はハバナ市の中心部であるインダストリア通520番地に位置していて、
最も歴史のある工場として知られています。
ブエルタアバホ産の厳選されたタバコ葉のみを
フィラーとバインダーに使用しており、
クラシカルなハバナシガーの味わいである、
大地を思わせる強いアロマが特徴です。
そのため、パルタガスは、キューバシガーの中でも
一番強い部類のフルボディのブランドとして有名で、
その吸いごたえの強さからもひじょうに固定ファンの多いブランドです。
さて、今回もちょっとだけ雑学です。
シガーはフィラー、バインダー、ラッパーという
3つの部分からできています。
フィラーは、中心部の味の中核を成す部分の葉。
3,4種類の葉をブレンドして味わいを調整して作られていて、
ここの味がシガーの味のほぼ90%を締めると言われています。
バインダーは、文字通りフィラーをまとめ上げて
一番外側のラッパーとのつなぎとして、
成形するためのもので、薄い1枚の葉でできています。
こちらは1枚程度の葉なので、
味わいにはほとんど影響しないと言われています。
ラッパーは一番外側の、見た目がきれいになるように巻く薄い葉。
こちらも味わいにはほとんど影響が無いと言われています。
しかし、嗜好品なので、バインダーやラッパーの
僅かな味の差でも好みが大きく出るもので、
ここ最近はラッパーの種類や色づき等によっても味わいの傾向があり、
それを差をつけてブランドとして販売しているものもあります。
実際に吸ってみると、僅かとはいい難い差を感じるものも多くあります。
話を戻して、パルタガスセリーD4は、ロブストサイズ。
太くて短い、いわゆる吸いごたえがあるちょうどいいサイズ。
同じ長さでこれより短い、D5、D6なども販売されていますが、
D4がやっぱりバランスがいい気がします。
フルボディの上級者向けシガー。愛好家の方にぜひ。
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Wataru Kobayashi