マスタークラスについて

2017/08/16

in: Recruit

 

弊社では、所属バーテンダーの学びの機会として、
ゼミ、スクール、研究会、試飲会他、
多様なコンテンツを揃えています。

今回は、その中で不定期開催している
「マスタークラス」の主催意図についてのお話です。

 

ウチで言うところのマスタークラスとは、
社外から知見やスキルを豊富に有するバーテンダーを
講師として招聘し、座学やワークショップを通じて、
そのノウハウやアイデアを共有していただく、
通常ゼミの上位クラスの位置付けです。

マスタークラスを開催する目的は、招聘するゲストが持っている
有益な情報と発想を、所属バーテンダーたちが、
その場で貪欲に取り込んでいくことはもちろんながら、
業界を牽引するトップバーテンダー達と
出会うこと自体が本旨だと考えています。

BARでバーテンダーとして出会うのではなく、講師と聴講生として、
教える教えられるの関係性でトップバーテンダーと出会う機会。

但し、そこに継続性はないわけです。

教え続けない、与え続けない、これがマスタークラスの良点。

その先にどう繋げるのか、どうやって人より多くのものを得るのか、
考えて動く余白があるのがいい。

 

私たちのプラットフォームでは、直接教育ではなく、
環境創りに重きをおく育成方針を採用しています。

育てられるんじゃない、自ら考えて、
自ら成長する機会に溢れている環境こそが不可欠。

この方針は、やっぱり「100人のBARオーナー輩出」という
ミッションへの取組が色濃く影響しています。

バーテンダーとして成長するだけではなくて、
常にBAR経営へのアプローチが伴う道程であること。

そのアプローチの基礎中の基礎は、自発自責に基づいた行動習慣にあります。

 

そもそも強い精神性とは「人の指示指導下や厳格なルールの中」
で育つのではなく、常に「弱い自分自身との闘いの中」で
身についていくものだと思うんです。

そして、経営者として絶対必要な「セルフマネジメント」という能力は、
まさに前者ではなく、後者の中だけで得られるもの。

これを得ずに、先にコマを進めるのは、あまりにリスクが高く、
結果失敗するか、途中でバランスを崩すケースを散々見てきました。

回避プロセスを採るのは必然。

実は、ただの学びの機会ではなく、
私たちの大事な方針をよく表しているマスタークラス
という機会創出には、引続き注力していきます。

 

次回は8/26開催予定、私たちのつくるプラットフォームを
知ってもらいたいという意も込めて、社外参加も受け付けています。

お気軽にお問い合わせください。

 

【マスタークラス】久保俊之&渡辺高弘

 

Nobuhide Kobayashi

 

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