定番ラムを改めて楽しむ-Bacardi8- / Fairground

こんにちは、青山です。

夏に飲むお酒といえばやはりラムでしょうか。

本日は世界有数のシェアをもつ
バカルディ社の熟成ラムである
バカルディ8のご紹介です。

バカルディ8そのものはプエルトリコで作られております。

プエルトリコは歴史上元々スペイン領でありスペイン領の頃から
プエルトリコのラム造りは行われておりました。

ですが創業者であるスペイン人のドン・ファクンド・バカルディは
創業当初キューバでラム酒造りを行っておりました。

やはりラムといえば真っ先に浮かぶのはキューバンラム。

そのキューバンラムという一つのブランドを捨ててなぜ拠点を移したのか。

平たく言ってしまうとそれはキューバ革命による移動。

1960年に企業の国有化を危惧したバカルディ社はキューバから撤退。

本社をバミューダ諸島に置き、蒸留所をプエルトリコ等に起きました。

ダビドフしかりキューバ革命による
事業撤退をしたメーカーは他にもあります。

そのお話は別の機会に。

ちなみにバカルディ8はラベルが新しくなり
原産国がプエルトリコとなっておりますが、
去年の旧ラベルの原産国はバハマ。

これもまたおもしろいです。

肝心のBacardi8のテイストですが、
カルタブランカ(バカルディホワイト)同様の
スムースな味わいがやはり特徴的。

そこに樽熟成による樽香、甘味、
バニラやシナモンのようなスパイスの香りも加わります。

ストレートやロック、なによりもカクテルベースにオススメです。

柑橘や南国系フルーツに良く合います。

そして最後に、一番大事なことが。

葉巻とパイプに良く合うということ。

バカルディ自体が繊細な味わいなのでパイプならヴァージニア葉。

もしくはラタキア葉の比率が控え目なものがオススメです。

バカルディには馴染みのある方も多いかと思いますが
シガーバーならではの楽しみ方もご提案出来たらと考えております。

Whisky & Cigar bar Fairground

小田急電鉄・京王電鉄 下北沢駅南口より徒歩3分

〒155-0031 東京都世田北沢2-3-12 友和ビル BIF
Tel:03-3411-2739

築地すし好の地下一階。

Kenta Aoyama