懐かしい緊張感/松村

2009/10/10

今週(10/5)、ソムリエ2次試験が無事終わりました。

今の自分の実力は出し切ったので、結果は合格であれ不合格であれ、どちらにしても冷静に受け止めようと思います。

今回、1次~2次試験までの1ヶ月強の期間、三鷹の佐藤さん、先月で退社された石川さんを筆頭に、普段良くして頂いてるWine Barの方々、または友人など数多くの方々に、アドバイス、また僕のティスティングに付き合って貰ったりで、感謝の気持ちで一杯です。とても甘い事を言ってるようですが、そういう助けを実感できただけでも、僕にとっては凄くプラスでした。

さて、2次試験には毎回サービス実技があり、6名ずつ一斉に3人の試験官の前で、用意された赤ワインを偉大な赤ワインと見立てて(例えば1984シャトーマルゴーとか)、それに相応しいサービスをするというものがあります。待機している時間が、やはり緊張するのですが、その約1時間程の時間(僕の順番は真ん中位でした)、凄く懐かしい緊張感をずっと感じていました。

そうです、舞台の本番前やオーディションの前の緊張感に似てるのです…と言うかほぼ同質のものなのです。待機中は色々な設定を頭の中でイメージしました。そして、夕暮れ時に教会風のレストランで、本日結婚した大切な友人をソムリエとしてサービスするという設定に決めました。

いよいよ自分の順番になり、試験官から“シャトー ラトゥール1990、この偉大なワインに相応しいサービスを”との声…。大切な友人の結婚式で、しかも取り扱うワインがシャトー ラトゥール1990、こんな状況で緊張しない人なんて居るのでしょうか()

“上手くやろう”とか“綺麗に見せよう”とかそういった事は一切考えませんでした。代わりに、その状況設定と、その時に感じる気持ちだけは絶対に自分から離さないように、意識しながら実技試験を終えました。おかげで、心地よい緊張感を感じる事が出来ました。

合格か不合格か…結果は確かに重要です。しかしそれと同時に、結果はそれ程重要では無い、とも思っています。一喜一憂せずに冷静に受け入れる準備が出来ている…これがより重要では無いでしょうか。

今夜も代々木上原canned crab barでお待ちしております♪♪

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