2017/04/17
タイトルほどに大仰なことをしているわけでも、
頻繁にしているわけでもありませんが。
この先も積極的に携わっていけるよう、棚卸の意も含めて、
これまでの活動をいくつか振り返ってみます。
熊本震災から早1年。
人命をも脅かす災害の後は、私たちの仕事が、
生きていくためのインフラではないことを痛感しますが、
復興のフェーズでは、BARに人が集まり、互いに確認し、
語り励ます場を提供することに、少なからず意義があると考え、
被災地の同業者を支援する活動を行っています。
東日本震災では、東北のBARが1日も早く営業再開できるよう、
知人友人のバーテンダーや取引先各位と協力して、
震災でボトルが割れて、空いてしまったバックバーに並べる
ボトルを贈る活動を主催しました。
熊本震災では、弊社スーパーバイザーでもある、
シンガポール D.Bespoke 金高大輝氏の
チャリティ活動の事務局を立ち上げました。
全国のBARでイベントを開催、集まった支援金を基に、
現地に足を運んでくれるお客様が増えるよう、
多岐に渡る熊本のBARプロモーション活動を実施しました。
また、定期的な取組としては「孤食を無くす」
BARゴハンプロジェクトを行っています。
いわゆるBARやPUBにあるハッピーアワーをアレンジして
「ひとりで食べるより、誰かと晩ゴハン」が増えるよう、
弊社管理店舗のいくつかで、毎日、
食事メニューの無料(一部店舗は¥100)提供をしています。
これは、商いとの境目が難しいところですが、
人と人が繋がる場を提供し続けることに社会活動的側面があり、
私たちの存在意義でもあると考えています。
ちょっと変わったところでは、2015年、
Beers for Books という活動に参加。
コエドビールさんをパートナーに、ビールを1杯飲んだら
学習途上国の子どもたちに本を1冊贈るというシステムで、
ザンビアに1385冊の支援をしました。
いつも足を運んでくれているお客様と
一緒に活動できたことが印象深かったですね、
個人でしていることではないから、この先もバーテンダーらしい、
ウチらしい社会活動を、スタッフと一緒に積み重ねてきたいと考えています。
Nobuhide Kobayashi