2009/05/09
毎週土曜恒例になって参りましたワインDAY=Sabato DiVino!
5月のテーマは『イタリア・ピエモンテ州ワインの飲み比べ』
本日は通常扱っていない商品の飲み比べです。
<バルベーラ・タルバ>
~モンビローネ×ペリーザ~
バルベーラ種とは、
イタリア・ピエモンテ州を代表する黒ブドウ品種。
この葡萄を使ったワインは、同じピエモンテ州のバローロやバルバレスコとよく比較されるそうです。
フルーティーなタンニンに包まれ、酸味の強い厚みのある赤ワインになるのが特徴。
そもそもモンキエロ・カルボーネとは、、、
創立者マルコ=モンキエロの父方の家系「モンキエロ」家と母方の家系「カルボーネ」家の名前から取っています。
「モンビローネ」はロエロの地域にある丘の名前で、母方のカルボーネ家が代々所有していました。
このバルベラダルバは、モンキエロ=カルボーネの創立よりはるか前の1960年から、
現オーナーのフランチェスコの曾祖母の手によって造り始められました。
モンビローネの畑は2.5Haあり、傍らにはSANTORIO DELLA MADONNA DI MONBIRONEという教会があります。
(現オーナーのフランチェスコは、今年この教会で結婚式を挙げました。)
ここのバルベーラは特別なクローンだとされており、
近頃、DNA鑑定でも、このバルベーラはモンビローネの畑にしか存在しない事が証明されています。
標高300m、南向きに劇場型に作られた、砂に粘土が混ざった土壌は、一日中日当たりが良く、
葡萄にとって最高の環境です。
年間生産量は8000~10,000本。
まさに、究極のバルベラダルバです!
「ペリーザ」とは、このバルベーラ畑の管理人さん(アグロノモといいます)のアダ名から来た畑の名前。
良質のバルベーラを使いながら、ステンレスに加えバリック(木樽)で熟成しているため、味に厚みがあります。
それに加え、エレガントなフルーツ香と優しいタンニンに包まれています。
料理との相性も良く、コストパフォーマンスにも優れているため、地元レストランではかなり引っ張りダコだそうです。
モンキエロ・カルボーネ現オーナー、フランチェスコと、
olimオーナーズでイタリアワインと言えばこの方。伊東オーナーの2ショット。
夢の共演です。
赤ワイン好きの方にはたまらない組み合わせ!!
それでは今夜も渋谷区宇田川町でお待ちしております。
店主