2009/05/05
犬派?猫派?
という話でよく盛り上がりますが、
僕は猫派です。
ある日、弟が真っ白い仔猫を拾ってきました。
実家のマンションは動物NGだったので親は猛反対。
しかし、まだ体長15cmの仔猫。
そんな仔猫のつぶらな瞳に敵う人など居やしません。
「みゃぁ~」
と鳴いたら、まず父親城陥落。
とりあえずミルクだけ…
まあ、お風呂でキレイにしてあげて…
という具合にトントン拍子に話は進み、
「あ、アタシに一番なついてる」
と勘違い戦艦母親も轟沈。
捨て猫のせいか、家族4人以外の人には決してなつかず、
近所の人が来ても、
友達が来ても、
宅配便のおじさんが来ても、
尻尾を3倍に膨らませて走り去り、押し入れの奥から出てきません。
「犬は飼い主に順位をつける」と聞いた事がありますが、
彼女(♀猫です)にも順位付けがありました。
1位は弟です。
弟が帰ってくる気配を感じ、ドアを開ける前に玄関までお出迎えに行きます。
不思議な事に弟が風呂に入る際、脱衣場まで付いてゆき、入ったのを見届けたあと、ふらふらとお気に入りの場所でくつろぎ、弟が風呂から出るのを察知して走ってゆき、さも「ずっと待ってました」的にお出迎えするのです。
弟が1位という事は家族全員が認めつつ、
父、母、僕は皆自分が2位だと思っていますね。
そんな彼女の名前は
「めいちゃん」
弟が拾ってきたのが5月だったからでした。
ちょうど今ぐらいの時期だったかな。
天国では他の人にもなついていると良いのだけど…
この時期になるとふと思い出します。