2007/06/29
たまには休日を休日らしく過ごしたい。
じゃ、映画でも観るか。と、恵比寿ガーデンシネマに映画を観に行ってきました。
「アヒルと鴨のコインロッカー」という伊坂幸太郎原作の、仙台を舞台にした物語です。
たまたま家でネットを見ていたら、最近映画ライターたちの間で
「かなり面白い!」と大評判の映画がある。
それは『アヒルと鴨のコインロッカー』だ。というニュースを見まして。
ほほう、そんなに面白いなら観てみるか。ということで、
原作は読まずにまずは映画から、と特に何の情報もない状態で観に行ってきました。
タイトルからしてほのぼのとした話かと思いきや
(実際最初はほのぼのしてるんですが)、途中から結構重い展開に。。。
しかし、過去の物語と現在の物語が交錯する、
複雑なつくりの割にはよく出来た映画だと思います。
主題歌がボブ・ディランの『風に吹かれて』っていうのがまたナイスです。
「風に吹かれて」は作中でも重要なキーワードになっています。
ところどころコミカルで笑えるんだけど、切ないミステリー。
そんな感じでしょうか。
ちょっとオススメです。
次の休日はディランでも聴きながら、今度は原作の小説を読んでみようかと思っています。
まぁ、たまにはそんな休日もいいですよね。