改めて基礎から行こう! / Vision

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最近、たまにお客様に私がいうセリフがあります。

「ウイスキーを美味しく飲みたいと思った時、
多少のウイスキーの勉強は必要ですよ」

ただ、勉強をするというと、ではウイスキー検定を受けようとか、
ウイスキーエキスパートを受けようとかという話ではなく、
飲みながら覚える、覚えながら飲むという姿勢が
必要という風に思っています。

ということで、ウイスキーのお勉強コーナー的なものを
作ってみようかと思いまして、こんなブログを書いてみます。

以前シガーで書いたような内容なのですが、改めて思うと、
なぜシガーを先に書いたのか、ウイスキーを先に
書くべきではなかったのかと思うところもあります。

なぜシガーを先に書いたかというと、シガーのほうが
お客様が詳しくなかったからというのが大きな理由と思っています。

というわけで、ウイスキーの勉強をスタートしましょう。

 

世界には5大ウイスキーというカテゴリー分けがあります。

1,アイリッシュウイスキー
2,スコッチウイスキー
3,アメリカンウイスキー
4,カナディアンウイスキー
5,ジャパニーズウイスキー

1から5の番号を振っているのは、
この順番に伝わったと言われているからです。

まずは伝わり方の歴史から。

ウイスキーの歴史は蒸留技術の伝播の歴史からスタートします。

蒸留技術のスタートは古代エジプトの香水から
スタートしたと言われています。

その後その技術の伝わり方は諸説あるようで、
私も何が正しいのか判断がつかないのですが、
まずはアイルランドに伝わります。

その後、隣の島のスコットランドに伝わります。

清教徒革命や産業革命の影響による移民の発生で、
アイルランドからの移民が主にアメリカに、
スコットランドの移民が主にカナダに移り住んだことにより、
アメリカンウイスキー、カナディアンウイスキーができます。

ただし、スコットランド、アイルランドともに
移民はアメリカ、カナダのどちらにも行っていたようで、
各蒸留所の由来を紐解くと面白いものがあります。

基本的には、ウイスキーは現地の余剰作物の換金手段として
使われるものだったため、各地域の得意な生産物を
原材料にするということになります。

アメリカやカナダではコーンやライ麦が多いのはそのためです。

 

さて日本は、1918年に竹鶴政孝氏が
スコットランドに留学し、本場のウイスキーづくりを学んだ結果、
日本にその作り方を広めたという経緯があります。

そのため、日本のウイスキーは
スコットランドのウイスキーととても似ています。

最近発売された海外のウイスキーの本には、世界4大ウイスキー
ということで、日本を除いた4つの国が紹介されています。

悔しいところですが、歴史的な流れで言うと、
日本以外のウイスキーは自然発生的なもの、
日本はスコットランドの真似
という厳しい区分なのかもしれません。

しかし、日本がISC(インターナショナルスピリッツチャレンジ
という世界の蒸留酒の品評会のようなもの)で
賞をとっているということでも日本は自信を持って
5大ウイスキーと言っていいと思いたいです。

 

このような形で世界に広まっているウイスキー。

まずは飲み比べていきましょう。

順番に掘り下げていきたいと思います。

 

Wataru Kobayashi

 

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