2013/10/09
11月のお話になるのですが…
当店、アルジャーノンシノニム、初めてのプチイベントになるであろうものなので…
あの、かの有名なお祭りのお話をちょこっと早めにさせて頂きますね(^^)
11月の第3木曜日、といえば、何かピンとくるものがある方も多いのでは??
そう、ボジョレーヌーボー解禁日ですね(^^)
今年は11月の21日がその日にあたります。
ボジョレーヌーボー、日本において絶大な人気を誇るワインの祭典です!
今日はボジョレーヌーボーについて(^^)
ボジョレヌーボーとはフランス・ブルゴーニュ地方の南部、ボジョレーで生産されるワイン。
赤ワインであれば法律でガメ種に限定されているという
由緒正しきワイン^ ^白ワインはシャルドネ種のみ。
ヌーボーとは『新しい』という意味ですから、このボジョレヌーボーは
その年の8月に収穫された葡萄を醸造して作られる新しいワインなのです。
そしておよそ3カ月かけて作られた新ワイン『ボジョレーヌーボー』が、
世にお披露目されるのが11月の第3木曜日。
この解禁日は世界共通であり、毎年11月の第3木曜日には
少しでも早くその年の新酒を口にしようと、日付変更線に近い国から始まって…
ほぼ一日中全世界の人々がこのボジョレヌーボーに酔いしれる幸せな日!
世界共通の日に、世界で飲まれる唯一のワインなのです。
実はこのボジョレヌーボーの解禁日制度、
1967年にフランス政府によって11月15日と定められていました。
ところが、フランスというお国柄か…
11月15日が休日に当たった年は運送業者が休みを返上して
ボジョレヌーボーを届けるということがなく、解禁日に“モノ”がないという事態になったために、
1985年に現在の11月の第3木曜に変更されたという逸話もあります。笑
このボジョレヌーボー、日本においては1980年代のバブル期に
大ブームが巻き起こりましたが、バブル崩壊でブームは一旦下火に。
その後、1998年の赤ワインブームで再びボジョレーヌーボーが脚光を浴びるようになりました。
さて、このボジョレヌーボー。なぜ解禁日があるのでしょうか?
実は、1967年まではボジョレヌーボーには解禁日がありませんでした。
もともとこのヌーボーはボジョレーの中でも
非常に人気のあるワインであり、市場に出せば売れるもの。
その為、各メーカーが我先にと出荷するようになりました。
そして、この競争がエスカレートしてまだワインとして出荷できないものまで
市場に出回るようになり、消費者の信頼を損なう事態に陥ってしまったのです。
そこで『ボジョレーヌーボー』というブランドを守るために
フランス政府によって解禁日が定められたというわけです。
2006年、ボジョレヌーボーの輸入実績を見てみると、国別で日本がダントツトップの1100万本。
2位のドイツが320万本、3位のアメリカが280万本ですから、
この数字を見てもいかに多くの日本人がボジョレヌーボーを飲んでいるかがわかります。
日本人にとって年に一度の陽気なお祭り♪
是非アルジャーノンシノニムでその瞬間を迎えてください!
現在イベント詳細検討中でございます(^^)
また、その日が近づいてきた時にお知らせしますね!
今日も昨日に引き続きますが、せっかくなのでブルゴーニュワイン。
ブルゴーニュといえばピノノワール、そしてボジョレーのガメイのセパージュ!
ブルゴーニュ・パストゥグラン。
Takayo Mano
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