お盆真っ只中の、8月13日午前一時十六分。あたくしの生誕記念日。
いやぁ、また一つ齢を重ねてしまいましたね。
ゆうべはお仕事お休みで、義理のおかあさんも遊びに来ていたので
家族みんなで、近くのステーキハウスへ。誕生日だしね。
いつのまにやら、店構えが変わっていて少し高級っぽくなってた。
ちょっとアメリカンっぽいね。天井高いし。。
あたくしは、フィレの260gをオーダー。奥さんたちは、ハンバーグとまぐろの炭火焼を。
ちびすけは、一人もくもくと何も食べずに遊んでた。食欲ないのね。
前菜のサラダ、空豆のスープと順に運ばれてきて、いよいよメインに。
いやぁ、ジュウジュウですよ、ミディアムレアのお肉さん。美味しそう。
思ったよりすごいボリュームですよ。精力つけなきゃね、夏バテしないようにね。
冷えたビールで喉を潤したら、赤ワインでも飲みましょうかね。
そこで事件はおきました・・・
トレンチにのせられたワイングラスが二つ。一つが、あたくしの目の前に置かれ、
みんなの目線が、そこに集中していた頃、もう一つのグラスがトレンチから
こぼれ落ち、隣にいたお義母さんの胸元へ。
「バッシャーン」あぁ、まさしく血の海ならぬワインまみれぇ。。
びっくりというのか、引き攣った顔したままの、固まったお義母さん。
「あぁ。。」と一瞬、声も出ないあたしたち。そこで、ちびすけがボソッと
「・・・どうして!?」
どうしてだろね、滑っちゃったものはしょうがないよね。
ひたすら謝るスタッフの女性、あわてて頭を下げに来る店長。
同じサービス業だけに、自分がこうだったら、どうだろう!?なんて思いつつ
きっちりした対応していただき、お義母さんの替えのズボンも用意してくれて
当のズボンは、染み抜きとあわせて、クリーニングに出してくれるとか。
あたくしの誕生日イヴの素敵なディナータイムは、こんな感じで幕を閉じ。
寝ている間に、また一つ齢を重ねたわけですね。37歳だって。。へぇ。