2017/06/09
シガーとウイスキーの相性は非常に良いとよく言われます。
シガーは1492年のコロンブスがキューバについたときに
初めてヨーロッパの人に発見され、その後持ち帰られ、
スペインを中心に発展、その後フランスを経由してイギリス、
ドイツ、ロシアなどに広まったと言われています。
シガーは高級品のため、シガリロやパイプ、紙巻きたばこ、
噛みタバコなど様々に形を変えて広まっていきます。
それも全て、「ニコチンを摂取してリラックス状態になる」
ということを目的にしています。
18世紀〜19世紀にかけて、世界の覇権を握ったイギリスには、
世界中の贅沢品が集まったと推測されます。
その中にも当然シガーがあります。
19世紀というと、1823年に酒税法改正、1824年にグレンリベットが
政府公認第一号蒸留所になり、その後フィロキセラにより
ワインやブランデーの入手が困難になったことから
スコッチウイスキーの需要が急増。
ブレンデッドウイスキーの登場等によって
スコットランドの地酒から一気に世界のお酒になります。
贅沢品に贅沢品をあわせるという贅沢。
シガーに合う飲み物として、ワイン、シャンパン、ブランデー、
ウイスキー、ラム、テキーラなどがあります。
スコッチウイスキーが世界に登場するまで、ワイン、シャンパン、
ブランデーが中心に合わせられていたのだと思いますが、
スコッチウイスキーの登場によりスコッチとの相性が良いと
言われるようになり、シガーを吸いながらスコッチを飲むというのは
一種のアイコンのように扱われるようになってきています。
暗がりの中、シガーとウイスキーをゆっくりと嗜む贅沢、
当店でぜひお楽しみください。
Tel:0422-20-2023
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1−11−8−BF
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Wataru Kobayashi