カタをつける“かたづけ士” vol.3

2010/02/21

in: OLIM

皆さんはご存じでしょうか?

日本で初めて、“かたづけ”の仕事に、

士業の『士』をつけた方のことを。

日本で一番、“かたづけ”のことを考えてきた方のことを。

宇田川ビジネスミーティングは、このゲストスピーカーから全てが始まりました。

3回目の登場になります。

guild bar olim 宇田川

かたづけ士 『小松易』

【22】 2/20 個人の部屋から企業ビルまで!これでスッキリ、かたづけミーティング.3
● ゲスト:小松易
スッキリラボ
代表

● ライター:4630

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「かたづけは得意ですか??」

恒例となりました、この質問からのかたづけミーティング。

今回は初参加の方ばかり。果たして皆さん、かたづけは、得意ですか??

guild bar olim 宇田川

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アンケートの結果、今回の参加者の方の、9割はかたづけが苦手。

いつものように、「かたづけ」に関して、3つのタイプに分類していきます。

『前』→かたづけの一歩目が踏み出せない人

『中』→かたづけはするものの、チラかる。かたづけ方に迷う人

『後』→かたづけはするが、元に戻る=リバウンドする人

9割苦手だと思っていた皆さんですが、タイプ分けしてみると、『後』の方が多い事が判明。

つまり、「かたづけ」自体は、皆さん意識してやっていらっしゃるとのこと。

ちなみに、『前』より以前の方=かたづけに興味のない人は、『前の前』。

逆にかたづけをしっかり継続出来る、『後』でリバウンドしない人は、『後の後』と、小松さんは呼んでいます。

『後』の方が、『後の後』になるために必要なこと。それは、、、

“かたづけ”を習慣化する!

guild bar olim 宇田川

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小松さんは今回、飲食店でのセミナーならではの道具を使って、

「かたづけ」の得意不得意を説明して下さいました。

普段は絵に描いて説明するそうですが、飲食店にならある道具。それは、、

guild bar olim 宇田川

「ジョウゴ」というモノです。

液体を入れ物にうまく入れるために、

広い間口からピンポイントで入れる事に使ったりします。

ウチでも、ジンジャエール用の仕込みをするときに使います。

このジョウゴに例えて、かたづけが苦手な人は、

「間口が広くて出口が狭い」

何でもモノはどんどん増えるけど、いざかたづける時には、その増えたモノが出ていかない。

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逆にかたづけが得意な人は、入口の段階で、モノの流入を防ぎ、モノの流出出口も広い。

人のうえに立つ、経営者の方などは、

自分だけではなく、会社、社員などの管理も行ううえで、

guild bar olim 宇田川

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間口が広く、出口も広い意識で、かたづけと向き合う事が必要だと、小松さんは言います。

では、そもそも“かたづけ”とは??

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毎回小松さんは、全員に名前で呼びかけながら、質問をします。

あたたかい雰囲気がいつも流れているのは、小松さんのお人柄ですね。

さて、“かたづけ”とは?

このブログを読んで下さっている方は、既に勉強済みですよね?

かたづけを言い換えると、『整理整頓』

この言葉を、「整理」と「整頓」に分ける。

『整理』→モノを減らす

『整頓』→モノを配置する

かたづけが苦手な人は、大体の人が、

『整頓整理』

と、逆になっている事が多いそうです。

思い当たりますか?

まずは『整理』。

そのために、かたづけを一日15分に細分化して整理を試みます。

ではここで、

小松易流“整理”の4ステップ!!

1.モノを外に出す

2.モノを分ける

3.モノを減らす

4.モノを元の位置に戻す

かたづけようと思った場所を、一箇所決めて、とにかくそこにあるモノを別の場所に出し、

何が必要で、何が不必要かを決断し、分別し、いらないモノは、捨てるか、リサイクルするか、人にあげたりして、

物量が減った後に、元の位置に戻す減量作戦。

ステップ4の段階で、ようやく“整頓”に至るわけですが、まず大事なのは、“整理”をする『決断力』。

そして、“整頓”に必要なのは、モノの配置による導線の確保や、使用頻度別に配置するなどの『知恵』。

これにより、かたづけをより効率的に行っていくのです。

整理整頓が出来るようになった後に大事なのは、それを『維持』する事。

そしてそれを、『習慣化』する事。

前回もお話しましたが、人は30歳になると、9割が習慣化されているそう。

つまり、生きている中で、意識して何かしているのは、1割しかないんですよね。

9割の習慣の中で、良い習慣もあれば、悪い習慣もある。

悪い習慣は直したい。その時に必要な意識は、、

『目的意識』と『仕組み』

「こうしたい!」という目的意識をしっかり持ち、

あるべき場所にモノがある仕組みを創る。

“橋”を造るとき、土台が2つなければ、橋は架けられない。

その2つ土台が、「目的意識」と「仕組み」であり、土台をしっかり造れたら、「良い習慣」を『維持』出来る。

元建設会社に勤めていた小松さんは、橋づくりに例えて、このお話をされました。

小松さん自身は、かたづけに困っている人を助ける“架け橋”

※うーん。うまく言えただろうか(笑)by4630

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チラかる→探し物が多い→その時間、減らしたくない?→かたづけよう!

デスクの上と頭の中は、相関関係にあるそうです。

デスクの乱れは心の乱れ。

20~30人の会社において、何かを探している時間を時給換算すると、

月間50~60万円に相当するそうです。

その“探している時間”を削減出来れば、それだけの経費を削減出来るという事。

やっぱり、かたづけは重要ですね。。

『今すぐなんとかしたい!』

という方は、まずはこの本がオススメ!

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5万部を超える大ヒット作品!!

是非書店で!!

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かたづけ研究会の方も参加して頂いた今回のミーティング、交流会もいつも通り楽しげ。

人の繋がりの大切さをいつも感じさせてくれる時間です。

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人生に、カタをつける“かたづけ士”

その想いは、確実に日本中に広がっています。

『バーカウンターがクセになってきました』

とおっしゃって下さる小松さん。

皆さんも、またの機会には、是非一度、bartender小松さんに、会いに来てみてはいかがでしょうか??

小松さん、

今回も非常にタメになるお話、有難うございました!

ご参加頂いた皆さん、

土曜の夜にお時間頂き、有難うございました!!

次回の宇田川ビジネスミーティングはちょっと先になります。

3月13日。

以前、「名前の書き方」を教えて下さった、書家、小原実香先生、2度目の登場です!!


【23】 3/13

感謝を伝える、次に繋がる!

直筆お礼状の書き方ミーティング


● ゲスト:小原実香
書家 ● 参加費:¥4,000

お楽しみに!!!

※小原先生、一度目のミーティングはコチラ

※参加申込フォーマット請求及びお問い合わせは info@atcf.jp
からどうぞ。

1周年まであと。。。

もう少し。

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