2018/06/08
グレンゴインという蒸留所のセミナーを受けてきました。
グレンゴインはノンピートのウイスキーで、
シェリー樽熟成にこだわりを持っている蒸留所。
バーボン樽がブレンドされているものもありますが、
基本的にはシェリー樽の甘みを存分に引き出した
甘くて良質なウイスキーを作っています。
今回面白かったのは、木材の話。
樽になる木材というのは、例えば21年熟成の樽の場合、
樽が組まれたのが21年前、その前にシェリーを熟成させるのに3年、
伐採してから乾燥するのに3年、
更にその前に木が成長しきるまでに70年〜100年。
グレンゴインが使っている木材は樹齢100年以上のものが
中心とのことなので、ヨーロピアンオークの
どんぐりが発芽したのが、逆算すると1900年より前。
物によっては1800年前半。
蒸留所ができるよりも前の木が樽になっている可能性もあるという話。
普通に考えて逆算していけばそうなるよねという話なのですが、
改めて考えてみると、ウイスキーは時間を飲むお酒
というのを実感するエピソードです。
当店にもグレンゴイン在庫ございます。
ウイスキーの勉強、楽しいですね。
Whisky house Vision
(The Scotch Malt Whisky Official Partner Bar)
Tel:0422-20-2023
〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1−11−8−BF
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Wataru Kobayashi