2010/07/04
自らのビジネスモデルをアピールして、
何か大きな事を動かそうとするためには、
テレビ・ラジオ・雑誌・WEBなどのマスに対して発信するメディアに露出する方法がある。
メディア露出と一言で言っても、そう簡単に出来るコトでもないし、
そもそもそこにどうやって辿り着くのかすら、何気なく動いていては分からない事だらけ。
そんな中でも、お金をかけずにメディアに通算100回以上出演した実績を持つ、
(株)キープレイヤーズ、高野秀敏代表取締役。
今回、近況も含めた情報提供として、宇田川ビジネスミーティング、4回目のご出演です。
費用¥0&プレスリリース無しでメディアに100回出る方法!PRミーティング.3
● ゲスト:高野秀敏 株式会社キープレイヤーズ
代表取締役
● ライター:4630
************************************************************************************
宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービスのインテリジェンスに入社。
人材紹介サービスの立ち上げに携わり、その間3000名を超えるビジネスパーソンの
キャリア・アドバイスを行って適職に導く。併せて、キャリアコンサルタントの教育、
新卒・中途採用担当などを経て、2005年1月、株式会社キープレイヤーズを設立。
キャリアに関する講演・執筆多数。
2009年11月、病院やクリニックの募集情報を提供する
医療・介護の転職サイト
ジョブメドレーの立ち上げに参画。また同年12月、
人気企業のプログラマー・技術者募集情報をtwitterで提供するtwitjob
を立ち上げ、
より多くの転職活動をサポートしている。
※http://keyplayers.cms.drecom.jp/
より引用
人材企業を立ち上げて6年目。
高野秀敏社長は、現在インターネット業界への人材紹介を中心に事業を行っている。
最近では、外資系企業のスタートアップの手伝いも多く手掛けており、
自社以外でも、3社取締役を兼任し、顧問をしている企業もいくつか。
様々な企業と携わりながら、通算100回を超えるメディア出演をしてきた高野さん。
ちなみに今週はコンタクト、メガネのメディアに出演していたそうな。。
『メディアに出たい!』
そう思ったときに、まず大事なことは、プロフィールだと語る高野さん。
何かを最初に行った経歴を持つ人は、取り上げられやすい傾向があるそう。
そして、自身の仕事内容をPRしていくにあたり、質と量どちらを押しだせば、
人の目につくかと言われれば、実際には、“量”が重要だという。
ex.何千人と●●したナニガシ。
と言った表現方法を使って、No.1になるポジショニングをし、
大きな山の頂上に登るのは大変だけれど、
小さな山の頂上に登る事で、その山のトップになる。
自分がどの山のトップに立ちたいのか。
そこが、自分をPRするための最初の自己分析。
どの山に登っても、一流になるためには、何かを切り捨てる必要がある。
プロ野球の選手は、そのほとんどが、学生時代エースで4番だったりしたものだが、
プロの世界に飛び込めば、周りが皆そういう選手ばかり。
バッティングではなく、バンドの名手になった選手もいた。
そういう判断力も、求められる。それに応えることで、メディアの目に止まる可能性が高まるのだ。
次に高野さんが大事だと語ったのは、『出版』の重要性。
自身の本を出す事で、取材を受けやすくなる。
今、高野さん自身がモバイルコンテンツの仕事を依頼されているが、
その理由は、「本を出している」から。
昨今、本がなかなか売れない時代のように思われているが、
“信頼度”を高めるために、儲けるためではなく、PR的要素として出版の重要性を語った。
どこの誰だか分からない人よりも、本を出しているという安心感から、
メディア露出の可能性が高まる。
時代に合わせ、書籍に加えてインターネットメディアへの投稿も、大事なファクターになってきている。
“検索エンジン”に引っかかる理由を想像してみる。
それだけ人から情報を求められていると言い換える事が出来る。
そして、様々なインターネットツールの中でも、ソーシャルメディアの利便性が急上昇している。
09年。
高野さんは、twitjob
を開始。
それまでプレスリリースを打った事はなかったが、
先を見越した動きとして、ここであえてプレスリリースを打ってみたところ、
メディアに取り上げられ、マンガになったりした。
ここぞという時には、費用・労力をかけていく先見の明が、更に自身を世間に押し出していく。
前々回の出演時から、高野さんが推奨していたTwitter。
あれからしばらく時が経ち、高野さん自身はツイートすると必ず返信が来るようになった。
Twitterを既にビジネスツールとして扱っている人は、まだ決して多くはないと思われる中で、
確実にポイントをついたやり方で、ビジネスに繋げている。
そのコツは、ここでは非公開にしておこう。
また次の機会に、直接聴いてみた方が役に立つと思う。
メディアに出る事それ自体。
果たして、メリット・デメリットには、どんな事が考えられるだろうか?
メディアに出れば、当然それだけ周りからの期待値も上がる。
が、しかし、その分、別の障害が起きることも考えうる。
中には、“決してメディアには出ない”という方法を取っている人もいる。
PRしすぎて、案件を受けきれなくなるくらいなら、
近しい存在にある2~3社からの信頼を得る方が先。
過剰表現は、時にセルフブランディングを壊す可能性がある。
PRする事が目的ではなく、仕事がうまくいく事が重要であり、
そこをはき違えないセルフブランディングが、周りからの信用を積み重ねていくのだ。
『止まった時計は日に2度重なる』
壊れてしまった時計。
3時で止まっていたとしても、時計の針は一日に2度、正確な時間を指し示す。
何事もコツコツ努力していれば、ピタリと実る事がある。という意味だそうだが、
この言葉の出所は不明だそう。
高野さんは、この格言をいつも思い出す。
PRにしても、ブランディングにしても、
守備範囲を大きく変えずにコツコツ努力し、
そのうちの3割程度を少しずつ変化させていく。
時代に合わせたニーズへの対応。
自分が本当に表現したい自分自身。
誰かにパッと思いだしてもらえる、
『このことは、あの人に聞こう!』と思われる人材になる。
まずはそこから始めることで、自然とメディアから注目される存在になるのだろう。
2010年7月。
今は、Twitterや、多くのツールを利用して、
より多くの人と人間関係を結べる時代。
自分のブランド。
自分の立ち位置。
本当になりたい自分と、外から取り上げられる自分とのギャップ。
『皆さん自身の“自分の土俵”はどこか?それを考えていきましょう。』
高野さんは、
最後にそう投げかけた。
自分自身を知る事。
人から見られた自分を知る事。
お金をかけずにメディアに出る方法は、
その両方が出来てから、もう一度高野さんに聞いてみる事にしたい。。。
from 4630…
**************************************************************************************
今回も超満席!
高野オーナーの言葉の重み。
先人の経験談を聴けたことに感謝します!
土曜の夜にお集まり頂いた皆様、梅雨時期にご足労頂き、有難うございました!!
次回の宇田川ビジネスミーティングは、記念すべき30回目!!
もちろん、記念日を飾るのは・・・
【30】 7/17
ビジネス書作家になろう!
本の書きかた+売りかた+ビジネスへのつなげかた
出版ノウハウミーティングⅢ
● ゲスト:新田龍
株式会社ヴィベアータ
代表取締役 ● 参加費:¥4,000
<参考URL>
http://ameblo.jp/atcf-olim/entry-10576681551.html
多くの皆さまのご参加、お待ちしております。
総合問合わせ先: info@atcf.jp