人脈塾で学ぶ自己表現論<cover編>

2010/06/20

in: OLIM

<カバーセミナーとは?>

ミュージシャン、アーティストが、過去の楽曲をカバーリングして、

新たな価値観を見出すことがあるが、セミナーにおけるそれである。

guild bar olim 宇田川

【28】 6/19

人脈塾!

プロフィールづくりから広がる人脈形成ミーティング<cover>
● ゲスト:長井亮
株式会社09
代表取締役 ● 原案:関口勝生
関口行政書士事務所
代表

●ライター:4630

**********************************************************************

olim初。olim発。いや、もしかしたら、史上初となる、

セミナーの“カバー編”が行われた。

ゲストはセミナーの匠。

株式会社アールナイン代表取締役 長井亮氏。

またの名を、

『Ryo Nagai』

guild bar olim 宇田川

そして、今回、この匠に自らの知識を預け、

自身の今後に繋げてみたのが、

人脈塾の著者、

關口勝生行政書士

guild bar olim 宇田川

前回、關口行政書士ご本人が話した内容
と、

今回、Ryo Nagai さんが話す内容。

Ryo Nagai さんは、關口さんとの相談の上、アドバイスはほぼ受けず、

著作物を読み、ポイントだけを教えてもらう事で、オリジナルで創り上げた、

『カバーだがオリジナル』なセミナーを行って下さった。

guild bar olim 宇田川

『まず結論から話しましょう。』

その一言からスタートさせたRyo Nagaiさん。

(※前回は、こんな話
をされました。)

1.プロフィールは、真っ先に見られるモノである。

2.プロフィールは、詳しいほど良い

3.プロフィールは、目的別につくる。

ここからそれぞれの説明に入るその前に、

恒例のアイスブレイクへと突入。

guild bar olim 宇田川

<アイスブレイク vol.1>

~連想ゲーム~

Q.以下のワードを見て、思い浮かぶ有名人は誰ですか?

<有名人1>

・ピンク

・胸

・ベスト

・7:3でテクノカット

・お笑い芸人

<有名人2>

・キザ

・プレイボーイ

・素足に革靴

・不倫は文化

それぞれに特徴のあるキーワード。

これだけで思いつくあの有名人。

では何故連想出来るのだろうか?

それは、既にそのキーワードに基づいた“ブランド”が出来ているからだ、と言う事が言える。

自分自身がブランド化されている事は、ビジネスに繋がりやすいのだ。

guild bar olim 宇田川

戦略的に人脈を取りにいくのであれば、

自身のブランド化により、

相手の方から寄ってくる仕組みを創っておく必要がある。

第一印象でよく見られる要素の統計として、

・外見

・話し方

・雰囲気

・服装

・靴、鞄

・小物、アクセサリー

が挙げられる。

前者3つよりも、後者3つは比較的容易に変える事が出来、

少しの工夫で印象に残るようになる。

簡単に印象を変えられるツール、それは、『名刺』

自分をブランド化する最も手っ取り早いツールが、『名刺』なのである。

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長井亮さんが、セミナーネームとして、『Ryo Nagai』と名乗っているには理由がある。

そのうちの1つに、『印象付け、名前を覚えてもらう』事がある。

SNSを楽しむ方も多い時代で、

例えば自分のページに足跡が残っていた時に、

知らない人からの足跡は、多少なりとも気になると思うが、

一体どういう人であれば、日記まで見ようと思うだろうか?

guild bar olim 宇田川

ここでも参加者の皆さまにグループ単位でワークをしてもらい、

いくつか答えを出してもらう事に。

・趣味、仕事の共通点がある人

・接点、キーワードが合った人

・自分の欲する情報を持っている人

つまり、自分自身も、自分以外の人から、上記のような共通点を見られている事が言える。

これらをちゃんと作れるかどうかが大事であり、情報を仕組み化し、名刺を作成する事が重要。

結論1.『プロフィールは、真っ先に見られる』

これには、差別化が必要であり、そこから自身の個性を見出していく。。

次に、『結論2.プロフィールは、詳しいほど良い。』の話へと移っていく。

名刺づくりにおいて、“AIDMA”の法則に従い、人脈形成の方法を考える。

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AIDMA(アイドマ)とは、

1920年代
にアメリカ合衆国の販売・広告の実務書の著作者であったサミュエル・ローランド・ホール

著作中で示した広告宣伝に対する消費者の心理のプロセスを示した略語である。

日本語圏において「AIDMAの法則」として、

広告代理店の電通等により提唱されたAISASとの比較により知られる。

AIDMAの法則では、消費者がある商品を知って購入に至るまでに次のような段階があるとされる。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Desire(欲求)
  4. Memory(記憶)
  5. Action(行動)

このうちAttentionを「認知段階」、Interest、Desire、Memoryを「感情段階」、Actionを「行動段階」と区別する。

※出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/AIDMA

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ここでRyo Nagaiさんが抽出したのは、A・I・M。

A:注目を集めるためには?

I :関心を持ってもらうためには?

M:記憶に残すには?

ここでもグループワークで考えてみた。

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・名刺の形が面白い人

・肩書きが珍しい人

・そもそも外見が奇抜な人

・自身と名刺にギャップのある人

・和紙の名刺を使っている人

・名刺がラミネート加工されている人

他人との差別化。

それがなされている人は、

印象に残るという意見が多く見られた。

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差別化とは逆に、

人と仲良くなりたい場合、

共通項がたくさんあればあるほど仲良くなれる傾向にある。

差別化とのバランス。

共通項も増やすことが必要である。

自分が出会いたい人、呼び込みたい人を想像し、

その人たちが欲しいであろう情報を提供する。

そうすることで、人が自然と集まるようにする。

結論3.『プロフィールは目的別につくる』

某有名企業が数年前に発売した食品がある。

その食品の販促のために、CMでお昼の顔とも言える有名人を起用した。

主婦層がよく見るテレビ番組の司会者を起用する事で、

1.誰をターゲットにした商品か?

2.何を売りにしていたのか?

3.どんなメッセージを投げかけていたのか?

を考えてみた。

その食品は、

当時『ビズブレイク』=「忙しいライフスタイルの方がほっと一息」をテーマにしていた時代において、

おそらくターゲットは忙しく働いている人。

手軽さを武器に勝負したが、売上は上がらなかった。

そこでその某企業は、人気俳優と人気女優を抜擢したCMに切り替えた。

『大豆』を使用している事をメインに打ち出し、“ヘルシー”“手軽に食べられる”“ダイエット”を武器に、

暴飲暴食の20代向けに、ダイエット・栄養補助食品として、夜の暴食を解決する商品としてPRすると、

ままならなかった売上が、一気に150億円にまで上りつめた。

『ターゲット×武器⇒メッセージ』

ターゲットが変われば、武器/メッセージを変える必要がある。

1.ターゲット⇒商品を売る相手

2.武器⇒自分のウリ

3.メッセージ⇒キャッチフレーズ

商品自体は変わっていないのに、それらが変わる事で飛躍的に売上が向上した結果がある。

ビジネスに繋げるためには、それら3つを目的別につくる必要があるのだ。

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『人脈は、2回目が大事だと思います』

Ryo Nagai さんはそう語る。

交流会の後、2回目のアポイントをどう取るか?

1度で終わらせない行動力。

一度目の名刺交換で印象づけ、2度目に繋げること。

どういう人に会いたいかを意識する。

カラーバス効果。

『赤』を朝から意識すると、その日一日赤い情報が常に入ってくる。

つまり、意識することで、欲しい情報が入ってくると言う事。

そして、その意識が、無意識になったときに、

自然と人脈も、うまく繋がるのではないだろうか。。。

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人材を活かす。

その生業で仕事をするRyo Nagaiさん。

6月22日には、http://r09.jp/lecture/100622.html

また渋谷でセミナーを行う予定。

年間200回の講演回数は半端ではない。

そのウチの数回、これから宇田川olimにて、

この“カバーセミナー”を行って下さる。

45分間、セミナーを代理で創り、代理で講演までして下さるのは、

日本広しと言えども、Ryo Nagai さんしかいない。

今回、

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關口さんの本一冊から、45分ぴったりのセミナーをメイクされた長井さん。

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こちらの本も絶賛発売中である。

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最後に、原案著作者の關口行政書士と、講師長井亮さんへの質問タイムが設けられた。

様々な質問が飛び交う中で、關口さんは、

『長井さんは、意図した事を的確に話して下さった。この本、実は長井さんが書いたんじゃない?と思うくらい(笑)』

と、長井さんの匠っぷりを絶賛。

アイスブレイクのタイミング、セミナー自体の構成。

關口さんが、次回ご自身でセミナーを行うにあたり、

今回、長井さん、いや、Ryo Nagai さんにカバーを依頼した事は、

確実にプラスに出たようだった。

長井さん曰く、今回この初のカバーセミナー開催において、

「自分の土俵に持ってくることを意識して」話をしたそう。

カバーもオリジナルに。

カバーされる側も、する側も楽しめる、史上初のイベント。

『カバーセミナー』

是非皆さんも、一度体験してみてはいかがでしょうか??

from 4630

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マーケティングの思考をふんだんに取り入れ、

聴講者を巻き込みながらミーティング形式でセミナーを行う長井さんの業。

毎度ながら、感動させて頂きました。

長井オーナー、今回初の試みでしたが、完璧なスタート、有難うございました!

關口オーナー、カバーセミナー初回へのご協力、有難うございました!

ワールドカップ日本第二戦真っ最中にも関わらず、満席の宇田川町にお集まり頂いた皆様、有難うございました!

カバーセミナーは今後も開催して参ります。

ご興味ある方は、info@atcf.jp
か、長井亮さんに直接ご相談ください。

さて。

次回の宇田川ビジネスミーティングは、

大人気講師、3回目の登場です。

【29】 7/3

費用¥0&プレスリリース無しでメディアに100回出る方法!PRミーティング.3
● ゲスト:高野秀敏 株式会社キープレイヤーズ
代表取締役 ● 参加費:¥4,000


<参照URL>

http://ameblo.jp/atcf-olim/entry-10566595502.html

今回お話して頂く内容は、前回から更に進化したTwitterを使ったビジネスモデルの話を絡め、

最新のメディア情報を含めた、テクニカルな裏技。

どこまでブログに書けるか分かりませんので、是非当日、高野さんから直接話を聴いてみてください!

予約フォーマットのお取り寄せ、総合問合わせ先は、

info@atcf.jp
まで。

時代に合わせた情報収集。

お楽しみに。

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