勤務時間短縮と休日数増加について

2016/08/07

in: Recruit

2014年より始動した【日本一バーテンダーが働きたい会社を創る】プロジェクト。
その柱のひとつが、労務環境の改善です。
まずは、勤務時間短縮と休日数増加、この2つが、その先の全てのベースになると考えています。

着地点は[1日勤務平均6.5時間][年間休日100日以上+有給消化]
業績を維持しながら、仕組みを整え、バーテンダーを増やし、実現を目指す。
時には業績が上がらなくても先立って進めていく。
2016年8月現在の達成率は80~90%。勤務時間は、未だばらつきがあるものの多くの店舗で6.5h平均を達成。
取組前比較で約3時間の短縮。そして休日数は、月6日から月8日の年間96日に。もう少し。

労働集約型である外食業、さらには修業的要素も求められるBAR業態で、
この取組みは、人をコストとする同業他社他店に競争力で劣ることになるとも言われます。
それでも、BARを増やすための「BARを創る人材育成」を目指すには必要条件だと考えます。

様々な見解があるけれど、現場から経営まで25年の経験からの結論。
BARや飲食店で長時間働くことと「独立開業」には、必ずしも前向きな相関性があるわけじゃない。
一所懸命に働くことは素晴らしいことだけど、長く店にいれば、いいバーテンダーになるわけではない。
お客様のために、カウンターの中で精一杯仕事をするのは当然で、この先に魅力的なバーテンダーとなり、
やがてBAR経営をするのであれば、BARの外の時間をどう使うかが重要。
経営者になれば、自身のタイムマネジメントができることは必須、もちろんBARオーナーも同じ。

BARの外で差がつく。
仕事じゃないから、自発的行動でないと効果もないので強制はしません、時間と機会だけ用意します。
そこで知識を積み上げ、技術を磨くのもいい、コンペや資格取得を目指したり、
BARや飲食店をまわってマーケットを学ぶのもいい。
出会いを増やして人脈を広げたり、大切な人達との時間をつくってもいい。
副業だって自由、資金を貯めたり、ウチで得られないものを習得するのもいい。
本を読んでも、音楽を聴いても、スポーツをしても。
そういった全てが仕事の結果に繋がるのが、バーテンダーという職業の素晴らしいところ。

小林信秀

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