感謝の想いを詩にして。。

『ありがとう』

その気持ちを、皆さんはどうやって人に伝えますか？

手紙？それともメール？

面と向かって交わす、言葉の中に含まれる感謝。

感謝の想い。

それは、どんな形に表しても、

人を喜ばせる。

その想いを、文字で伝える方法があります。

今回は、その方法を、『書』という伝統文化を使って表現する、

匠の業から、学ぶことにしましょう。

まずは、bar で 書 の準備から。。。

【23】 3/13

感謝を伝える、次に繋がる！直筆お礼状の書き方ミーティング
● ゲスト：小原実香
書家

● ライター：４６３０

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そもそもお礼状は何故存在するのか？

その疑問を掘り下げて考えてみると、人の深層心理に辿りつくような気がします。

『直筆で書かれたお礼状は、人の心に届いて、その先にある関係性に、良い影響をもたらす。』

１年間に、４０００枚のお礼状ハガキを贈る方がいらっしゃるそうです。

感謝の想いを伝える方法論の中で、ハガキを媒介にする事は、

気軽なうえに、継続性もあり、簡潔な文章で想いを伝えられる利点があります。

４０００枚。膨大な量に感じることもありますが、お礼を伝えたい数を思い浮かべると、

その数に至るのかもしれません。

書家、小原実香先生は、岩手県出身。

子供のころから書に触れながら、上京後、１つの出会いをキッカケに、

書の道を切り開くことを決意し、現在も書の分野にて、多方面でご活躍されています。

atcf系列、目黒 酣
にてワークショップの講師をして下さっているのを、ご存じの方も多いかと思いますが、

そのほかにも、広尾にて個人レッスンを行ったり、池袋モーニングアカデミア
にて、朝講師もやっていらっしゃいます。

今回、お礼状の書き方を学ぶにあたり、

まず小原先生が用意したのは、お礼の言葉が記された一枚の手本。

参加者の皆さんに、まずその手本をマネて頂くことから始まりました。

筆先をうまく使って、筆は押し付けず、引き上げる。

『お礼状の中に、季節の言葉を入れると良い。』

と、小原先生。

用意して下さった二十四節気に合う言葉が書かれた紙を見ながら、

参加者の皆さんは、それぞれに文章を組み立てます。

ひとりひとり丁寧に指導を行う小原先生。

必ず人が書いた文字を褒めてから、アドバイスをしていく様は、

教えてもらう側にとって、非常に分かりやすく、受け入れやすく、

『文字を書くこと』自体が、好きになるような気がしました。

数あるミーティングの中で、この『書』ＭＴＧが、もっとも沈黙が長いのですが、

それだけ皆さんが集中して書に取り組んでいる姿が垣間見えます。

小原先生の教え方に、全員が真剣に応じています。

『書き順』

が、よく分からないことも多い「漢字」。

ですが、小原先生曰く、

“文字に気脈を通す”

といって、書き順には、文字に気持ちを込める意味合いがあるそう。

息を吐きながら、呼吸をしながら、まるで脈打つかのように、文字を書く。

普段、何気なく書いている文字にも、想いを込めれば、

その文字が活きる力強さを持つのでしょう。

大事なのは、“想い”がこもっているかどうか。

一通り練習を終え、今度は自分の言葉でハガキを書いてみることに。

『必ず誰かのことを想って書いてみてください』

先生のお手本を見ながら、参加者の皆さん、それぞれのお礼状書き。

ちなみにそのお手本が、

コチラ。

こんなお礼状もらったら、逆にお礼を言いたくなります。

それが、「先に繋がる関係」を生むのでしょう。

ここでもひとりひとりに熱心な指導。

小さなハガキに大きな想いを込めながら。

２０１０年３月１３日に行われた今回のＭＴＧですが、

日付を入れるときには、

**

二

△

一

△

年

三

月

吉

日

**

と、ゼロは丸く書くより三角に近い形で書くとカッコよく、

日付を「吉日」とすると、縁起が良いということ。

以前のＭＴＧ
でも小原先生が話していた、連綿体を使いながら、

ひらがなを美しく書けると、よりいっそう文章が目に留まるそうです。

限られたボリュームの中で、個性を出すことが大切。

とにかく自分らしく、文字に抑揚をつけながら、想いを込めて言葉を綴ってみましょう。

字がうまくなりたい。

そう思う人は、意外と多いような気がします。

字がうまくなるためには、自分の好きな字を見つけて、

まずマネをするところから始めること。

と、小原先生。

その“自分なり”の文字を使って、

この手書きの少なくなった時代に、

文字を書く“意味”を、改めて考えてみる。

『感謝を伝える』　『想いを届ける』

小原先生が尊敬する方のひとりが、この『想い』について、こう言っているそうです。

■「想い」とは、相手の心と書く。決して“手”を抜いてはいけないということ

olim にも、お客様からお礼状が届く事があります。

店主はそれをすべて大切にとっています。

人から人へ。“想い”を込めて。

その“想い”を、文字に変えて、

一度、大切な人へ、届けてみてはいかがでしょうか？

小原先生、

今回も『書』への愛情を教えて頂き、有難うございました！

参加して下さった皆様、

土曜の夜にご足労頂き、誠に有難うございました！

交流会を通じて、新たなビジネスも生まれそうです。

何かを学ぶ場で出会う繋がりの糸の太さ。

是非一度、体験してみてください。

次回は宇田川ビジネスミーティング、ゲスト出演回数トップ争いを、

かたづけ士の小松先生
と繰り広げている、斎藤日登美コーチ
をお招きし、

また１つ、学びの場を設けたいと思っています。

皆さん、是非参加してみてください！！

お問合わせはお気軽に！！

【24】 3/27 (仮称)コミニュケーションミーティング
● ゲスト：斉藤日登美
Quality Time Corporation
代表 ● 参加費：￥4,000

※参加申込フォーマット請求及びお問い合わせは info@atcf.jp
からどうぞ。