2013/09/26
私、静岡の伊豆に生まれ、高校3年生まで静岡で暮らしていたのですが、
静岡の話題が全国で大きく取り上げられることって、あまり無いんです。
それが最近、ちょこっと全国的な問題として取り上げられることがありました。
それが、このタイトル、『教育について』です。
小学6年生、中学3年生を対象に行われる、「全国学力・学習状況調査」と呼ばれるテスト。
これが今回の問題となりました。
全国一斉に4月行われ、その時点で学力がどの程度定着しているのかを確認するテスト。
いわば学校の実力を試されるテストであるとも言えます。
テストは国語と、算数又は数学の2教科。
問題はA・Bに分けられ、Aは基礎的な問題、Bは応用力を問われる問題です。
静岡が話題となった原因の一つに、国語A全国最下位、
そして全体的な順位の下がり幅も他を逸してダントツだったからのようです。
その事態を受けて川勝静岡県知事、『下位100校の校長の名前を発表する』と発言しました。
それは大きな問題となります。
元々、学力定着度を調査する為だけに行われていたテスト。
順位はさほど意識されていなかった筈なのです。
それが今回の発言により、波乱を呼びました。
様々なやりとりの結果、上位校の校長氏名を発表したのです。
その理由として、
『教育、学習の全責任は学校にあり、そこを仕切る教員、校長に責任がある』
とのことでした。良い教師に恵まれれば、学力も定着する、という考えでしょう。
しかしー…あまり納得はできません(´・_・`)
この話題に触れたもう一つの理由は、私自身、教師の父を持ち、
先日東京に遊びにきていた叔母が教師であるということもあります。
リアルな声を聴いている分、考えさせられてしまいますね。。
みなさんが小学校低学年の時、『理科』『社会』の授業はありましたか?
私はその2教科を、3年生から習いました。
それまでは、『生活科』などの授業として理科や社会を学びます。
しかし、昔は1.2年生からあった教科なのです。
何故、理科、社会が外され、生活科となったのか。
大きな要因は、家庭環境の変化。
様々な家庭があり、お子様がいて…それは今も昔も変わりませんが、学ぶ児童だけでなく、
家庭や家族そのものが『学校』に依存している事実があるのではないでしょうか?
箸の持ち方のわからない子供。
鉛筆を上手に持てない子供。
好き嫌いの多い子供。
そんな子供たちを、昔は当たり前のように家庭で教育したはずです。
その全ての指導を今は学校に委ねられ…
本来もっと学業そのものに費やすべき時間を、その生活指導に費やしてしまっているのです。
結果、成績はあがらず、更に教師は追い詰められている現状です。
恐らく、教員や学校の全てではありませんが…(´・_・`)
見直すべきは教員だけではないような気がします。
ゆとり教育のもたらした結果は決して良いものではなく、
そのゆとり教育を生み出したのは教員ではありません。
未来を担う今の子供。
真剣に、見てくれや世間体を取り除いて根本的な解決を目指していかなければならないと思います。
オリンピック招致が決定した日本。
活躍するのは今の子供たち。
まだまだ子供たちに出来ることってたくさんありそうですね。
まだまだ私も25歳の若者ですが、友人には教師が何人もいます。
友人の未来と子供たちの未来が明るくなればいいなと、本当に願っています。
日々変化する教育の現状。
しかし、忘れてはいけない昔の家庭や学校の暖かさがあります。
古き良き時代を忘れてはいけませんね。
こちらのお酒も、古き良き時代を伝えてくれます。
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