相撲の塩まきのはじまり。 / Algernon Syn.

2015/07/15

今日から1ヶ月、相撲ネタ縛りをとあるスタッフに依頼されました。

素直な私は、ちゃんと相撲ネタ書きます。笑

そして、二度と相撲ネタを話したくなくなるくらい
痩せるというモチベーションは変わりません。笑

とにかく今日は、相撲ネタ第1弾、相撲の塩まきについて。笑

 

相撲の歴史は、なんとなく以前話した気もしますが、
紀元前までさかのぼるそうです。

日本書紀や古事記にもその名前が出てくるのですが、
その頃の相撲は柔術の起源ともいわれ、
足技があったり現在のものとは大きく異なっていた様です。

大和、奈良、平安の時代になると
神社のお祭りの中で相撲がはじまります。

この相撲は、どちらの力士が勝つかによって、
豊穣や豊漁を占う神事としての相撲でした。

この占いとしての側面から、取組みの前に
「占いの場=神聖な場所」を浄める「清めの塩」として、
土俵に塩をまく風習が生まれたと言われています。

又、力士が転んだり怪我をした際の傷の殺菌効果もかねて…
という説もありますが、これは後づけな理由だと思われます。(^^;

現在の大相撲でも、力士が大きな手で塩を
思いっきり投げていますが、実は三段目以下の力士は、
「塩をまく事ができない」そうです。

幕下になってようやく、しかも、時間に余裕が
ある時だけまく事ができるのだそう。

プロの力士達にとって、「塩をまく」ということは
ある種の目標でありステータスでもあるんですね。

日本相撲協会の公式サイトによると、1日45kg、
一場所(15日間)で約650kg以上用意されるとの事。

伯方の塩さんの地元で行われた「伊予大島場所」では、
伯方の塩を1kg袋で60袋、60kgも用意されたようです。

ちなみに2005年九月場所番付を元に、
1力士あたりの1回の塩の平均使用量を計算すると・・・

45kg ÷(幕内力士42人 +十両力士28人)= 640g(0.64kg)

幕内の分は入れていないのと、全部きっちり
使うわけでもないので正確ではないですが、
半分の300g位は使ってるのではないかと推測できます。

 

なんか書ききって、で?だから?みたいな気持ちにもなりますが、
相撲の塩まき一つにも歴史や統計があるというお話。笑

次は化粧回しについてかなー(._.)

乞うご期待。笑

 

Takayo Mano

 

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