2009/05/29
うら若き経営者のHさんのお話し。
「僕は自分の会社の従業員によく言う事があるんです。
年間に何十万円もご利用頂けるお客様もとっても大切なんだけど、
例えたった一度、1200円の商品をご購入下さったお客様だったとしても、
もしかしたらそのお客様は毎月100円ずつ、一年間かけて一生懸命貯めて、悩みに悩んで決めた商品かもしれない。
もしかしたらもう余命が幾ばくもない人が望んだ物で、人生で一番最後に手にしてもらえるものかもしれない。
そうやってお客様一人一人を想像して、金額に関係なく最高のおもてなしが出来るように心がけよう。
いつもそんな風に言い聞かせているんです。」
というお話しをしてくれました。
良い接客をしなくちゃいけない、もしくは良い接客をしているって思っていても、具体的に何をしているのか、
「良い接客をしているつもり」になっているのではないか、僕自身分からなくなる時があります。
Hさんのお話しはとっても分かりやすく、研修初日のアルバイトにも「おもてなし」の気持ちを持たせられるのではないかと思いました。
一期一会。
それをリアルに想像して、カタチにしてゆこう。