鍋奉行。 / 赤坂見附 Algernon Syn.

2013/11/07

本日11月7日が何の日かご存知でしょうか?

正解は鍋の日!

食品メーカーヤマキが制定した日で、この日が立冬になることが多いからだそう。

ちなみに同日は「もつ鍋の日」でもあるそうで、
社団法人日本畜産副産物協会が2011年に新たに制定したものです。

「鍋の日」同様、やはり立冬になることが多いことと、
「い(1)い(1)もつな(7)べ」の語呂合わせなのだそう。

・・・いやいや語呂合ってないですよね。笑
「もつ」にする必要があったのかどうか・・・大人の事情というやつでしょう。笑

ともかく、徐々に空気の冷え込んできた11月。
暖かいお鍋を食べたくなる季節になりましたね!

年中無休でお鍋を食べる方ももちろんいらっしゃるとは思いますが、
いつ食べても、お鍋は一人よりも大勢で楽しみたいもの。

そこで重宝されるのが「鍋奉行」ですね!
度を越えたこだわりを持つ鍋奉行は逆に嫌がられてしまうこともあるのですが、
最低限のルールや常識を守って作れば、いつもよりずっとおいしいお鍋が食べられるはずです!

鍋奉行曰く・・・鍋は『手順が命』

そこで今日は、鍋奉行直伝の具材投入の順序を分かりやすくご説明しましょう。
今日からあなたも鍋奉行です。笑

其の壱 
だしが取れる具材を投入すべし!

鶏肉やお魚などのだしが取れる具材を最初に入れるのが基本です。

其の弐  
だしが熱くなるまで、しばし待つべし!

低温のだしに具材をいれると、旨味やアクが多く溶け出るので、
だしが90度くらいになるまでじっと待ちましょう。

其の参
火の通りにくい具材を投入すべし!

芋、ごぼうや白菜の芯など、火の通りにくい野菜を入れましょう。

其の四
煮崩れしやすい具材を投入すべし!

豆腐などの煮崩れしやすい具材は他のものを煮込んだ後に入れましょう。

其の五
煮込みたくない具材は最後の最後に投入すべし!

牛肉など、さっと火を通すだけでおいしい具材は食べる直前がベスト。
個人的に水菜などの食感を楽しみたいものも最後ですかね。

其の七
締めはスープも残さず食すべし!

もはや常識です。ご飯やうどんを入れておいしくいただきましょう。

いかがでしたでしょうか?

ごったごたに具材を投入していた方は、こんな感じの順番でお鍋を作ると
より一層おいしく楽しい時間が過ごせるはずです!

最後に・・・おまけの知識を。

・白滝や春菊のアクにはカルシウムやカリウムなどのミネラルが豊富なため、
お肉のたんぱく質を固くしてしまう作用があります。離した場所に入れましょう。

・お肉やお魚は予め湯通ししておくと旨味が逃げません。

・アクをとりすぎると旨味も同時に除いてしまうので、ほどほどに。

・鍋の中央は対流ができているので、野菜を鍋の端から入れると煮崩れせず、
又少しずつ入れることで鍋の温度が急激に下がるのを防げるので、アクが出にくくなります。

・貝類は煮込みすぎると固くなるので、気をつけましょう。

さあ、以上を踏まえて今日からあなたも鍋奉行!笑

お鍋に合うお酒・・・やっぱり日本酒なのかもしれませんが、たまにはワインもいかがでしょうか?

今日のお酒はこちら。

$bar Algernon Synonym 赤坂見附

シャブリ プルミエクリュ ヴァイヨン “レ ミノ”

こんなワインのある鍋パーティ、ちょっと高級すぎますね。笑

Takayo Mano

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