アードベッグ蒸留所 アンソロジー ザ ハーピーズテイル と アーーーーーードベッグ! / 中野 Whisky Burgers

アードベッグアンソロジー

 

今年のアードベッグデーが明日に迫り、世界中のアードべギャンは楽しみで落ち着かない時間を過ごしている頃ではないでしょうか。
アードベッグは限定ボトルが多くリリースされる蒸溜所、この限定ボトルが出るたび、これまたアードべギャンは興奮をおさえきれないはず。

 

Ardbeg 13y Anthology The Harppy’s Tale
アードベッグ 13年 アンソロジー ザ ハーピーズテイル

「アンソロジー・コレクション」の第一弾。
実験的で特別なボトル、それがシリーズです。
今回はバーボン樽とソーテルヌの樽で熟成。
この熟成により、アードベッグの力強いピートと熟成樽で由来の甘さが混ざり合います。
この”ハイブリッド”を表現するのはハーピー。
ハーピーとは古代神話に登場する半人半鳥で、ラベルはその獣の翼をイメージしてデザインされています。
このなんとも言えない怪しさにアードベッグの面白さを感じ興味を惹かれてしまうのは私だけじゃないはず。

香りは炭のように鼻に残るようなピート香、そしてコリアンダーのようなスパイス感とハーブのような爽やかさ。
口に含むと、まずは優しい口当たりが印象的。
アードベッグTENの持っている印象とは逆、味わいは丸く優しい。
燻製した果物と新緑に包まれた森林のよう。ゆっくりロックで飲むのがおすすめ。

 

Ardbeg Arrrrrrrdbeg!
アードベッグ アーーーーーードベッグ!

アードベッグ蒸溜所再開から2021年までの13年間、蒸溜所の所長を務めたミッキーヘッズ氏の引退を記念して作られたボトル。
ボトル名の「Arr」は海賊の掛け声だそう。
こちらはライウイスキーの樽で熟成、熟成の年数は公開されておらずノンエイジとなっています。

香りはフルーツの香りがついた茶葉のようで、焼き菓子のような香ばしさも少し。
味わいはしっかりスパイシーでビター。
アードベッグTENよりも複雑に味わいが混ざり合っているように感じます。
ライウイスキー樽熟成による味わいの面白さをぜひ。
飲みながら加水するとまた新しい一面が見れます。

興奮おさまらぬアードべギャン達、飲み比べて再度分かるアードベッグの楽しさを感じたくなりませんか?

アードベッグの限定ボトルが揃う中野Whisky Burgers。ぜひこの機会に飲んでみてください。

 

Chikako Matsuo 松尾 知可子

Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
03-5340-5808
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