2026/05/19
アイラモルトの中でも、ひときわ強烈な個性を放つことで知られる アードベッグ。
強いピートスモーク、潮風、レモン、そしてオイリーな重厚感と、その唯一無二のキャラクターによって、多くの熱狂的ファンを生み出してきました。
そんなアードベッグが送る長期熟成シリーズが「トリーバン」 です。
正式名称は “Traigh Bhan” 。
ゲール語で「歌う砂」を意味し、アイラ島西岸にある鳴き砂の海岸から名付けられています。
歩くたびに砂が音を鳴らすその幻想的な浜辺は、荒々しい海と静寂が共存するアイラらしい風景のひとつ。
Ardbeg 19y Traigh Bhan batch3
アードベッグ 19年 トリーバン バッチ3
Ardbeg 2003 19y Traigh Bhan batch4
アードベッグ 19年 トリーバン バッチ4
トリーバンは毎年展開されるシリーズながら、生産数を絞ったスモールバッチ仕様の19年熟成という、アードベッグの中でも特別な立ち位置にあるボトルです。
シリーズ名こそ共通ですが、各バッチごとに個性は大きく異なります。
ラベル下部にはボトリング当時の情景や空気感を思わせる一文が添えられているのも、このシリーズならでは。
バッチ3には “In a lockdown” 。
人々が自由に集えなかった時代の最中でも、変わらず素晴らしいウイスキーは生まれていたことを感じさせます。
対するバッチ4は “Under a full moon” 。
満月の夜にボトリングされたことを示しており、熟成が円熟へと達した瞬間を切り取ったかのようです。
熟成樽はいずれもアメリカンオークとオロロソシェリー樽を使用。
熟成年数も19年、アルコール度数も46.2%と共通しています。
それでもなお、明確な個性の違いが現れるところにウイスキーの奥深さがあります。
バッチ3は、燃え残るオークのスモークに潮気を帯びた蒸気、そこへライムの果汁が弾ける印象。
さらに月桂樹や五香粉を思わせるハーブ&スパイスが重なり、余韻まで力強く続いていきます。
一方のバッチ4は、松脂を思わせるオイリーさに、青林檎の爽やかさとバルサミコの酸味。
炙ったローズマリーのニュアンスがアクセントとなり、甘みはレモンシロップからドライジンジャーへ移行。
最後にはカカオを思わせるほろ苦さが静かに残ります。
どちらも、アードベッグという蒸留所の魅力を高い次元で体現した完成度。
機会があれば、ぜひ飲み比べていただきたい2本です。
Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
03-5340-5808
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2026/05/18
アイラモルトの中でも、ひときわ強烈な個性を放つことで知られる アードベッグ。
強いピートスモーク、潮風、レモン、そしてオイリーな重厚感と、その唯一無二のキャラクターによって、多くの熱狂的ファンを生み出してきました。
そんなアードベッグが送る長期熟成シリーズが「トリーバン」 です。
正式名称は “Traigh Bhan” 。
ゲール語で「歌う砂」を意味し、アイラ島西岸にある鳴き砂の海岸から名付けられています。
歩くたびに砂が音を鳴らすその幻想的な浜辺は、荒々しい海と静寂が共存するアイラらしい風景のひとつ。
Ardbeg 19y Traigh Bhan batch3
アードベッグ 19年 トリーバン バッチ3
Ardbeg 2003 19y Traigh Bhan batch4
アードベッグ 19年 トリーバン バッチ4
トリーバンは毎年展開されるシリーズながら、生産数を絞ったスモールバッチ仕様の19年熟成という、アードベッグの中でも特別な立ち位置にあるボトルです。
シリーズ名こそ共通ですが、各バッチごとに個性は大きく異なります。
ラベル下部にはボトリング当時の情景や空気感を思わせる一文が添えられているのも、このシリーズならでは。
バッチ3には “In a lockdown” 。
人々が自由に集えなかった時代の最中でも、変わらず素晴らしいウイスキーは生まれていたことを感じさせます。
対するバッチ4は “Under a full moon” 。
満月の夜にボトリングされたことを示しており、熟成が円熟へと達した瞬間を切り取ったかのようです。
熟成樽はいずれもアメリカンオークとオロロソシェリー樽を使用。
熟成年数も19年、アルコール度数も46.2%と共通しています。
それでもなお、明確な個性の違いが現れるところにウイスキーの奥深さがあります。
バッチ3は、燃え残るオークのスモークに潮気を帯びた蒸気、そこへライムの果汁が弾ける印象。
さらに月桂樹や五香粉を思わせるハーブ&スパイスが重なり、余韻まで力強く続いていきます。
一方のバッチ4は、松脂を思わせるオイリーさに、青林檎の爽やかさとバルサミコの酸味。
炙ったローズマリーのニュアンスがアクセントとなり、甘みはレモンシロップからドライジンジャーへ移行。
最後にはカカオを思わせるほろ苦さが静かに残ります。
どちらも、アードベッグという蒸留所の魅力を高い次元で体現した完成度。
機会があれば、ぜひ飲み比べていただきたい2本です。
Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
03-5340-5808
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2026年5月19日
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