2019/09/08
アードベッグ トリー・バン 19年
アードベッグから、今後レギュラーリリースになる予定の新商品が発表されました。
トリーバン19年。
アードベッグ蒸留所は1815年創業の蒸留所で、アイラ島の中でも約60ppmという非常に強いピートを焚く蒸留所としても知られています。
2回の操業停止を経て、1997年にグレンモーレンジィ社が蒸留所を買収、その後は安定して生産されています。
蒸留器は2基と小規模な蒸留所で生産量も年間約110万リットルと小規模です。
これまでアードベッグは、10年、アンオー、ウーガダール、コリーヴレッカンの4種類をレギュラーリリースし、年1回アードベッグデーに合わせて限定商品をリリースしてきました。
今回、レギュラー品にこちらのトリー・バン19年をリリースしたことにより5種類となり、年数表記が明記されているハイレンジボトルのレギュラー品は待望のアイテムといえると思います。
これも、1997年にグレンモーレンジィ社が操業再開し、良質なウイスキーが長期の熟成を経てリリースできるようになったという意味では非常に感慨深いことではないでしょうか。
トリー・バンとは、ゲール語で「歌う砂」を意味し、アイラ島にある鳴き砂で有名な海岸の名前とのこと。
「アイラ島の風や潮の満ち引きに合わせて奏でる美しい歌のように幸福感に満ちた世界へ誘ってくれるウイスキー」
との解説がついています。
多分、初回ロットは一瞬でなくなった後、少し経ってから安定供給されるようになると思います。当店はとりあえず1本の入荷。
すぐに無くなりそうですので、ぜひお早めにどうぞ。