ベグローニ ネグローニのツイスト スモーキーなアイラモルトでカクテルつくってみた / 中野 Whisky Gibier

2024/06/03

アードベッグカクテル ネグローニ

星の数ほど存在するカクテル。
その中でも古くから親しまれ、現代においても当時と変わらないレシピで作られるもの、そして世界中に広く根付き愛され続けているものがクラシックカクテルと呼ばれています。

今回はクラシックカクテルのひとつをアレンジ、一癖あるスモーキーなアイラモルトウイスキーをベースに作るカクテルをご紹介いたします。

 

Begroni
ベグローニ

ベースに使用するのはアードベッグ ウィービースティー。
オフィシャルリリースされている人気銘柄の一つで、短期熟成5年の若々しさとパワフルなスモークが特徴。
ゲール語で「小さな怪物」を意味する言葉で題されています。

そこに副材料としてスイートベルモットとスカーレット アペリティーボ。
スカーレットはオレンジピールやハーブを原料として作られる国産アマーロです。

ここまで来れば元となったクラシックカクテルが何か察しがついた方もいるでしょうか。
いや、もはや名前の時点で察したかもしれませんが、ネグローニのツイストレシピとなります。

ネグローニはイタリア生まれのクラシックカクテル。
1962年、美食家として名を馳せていたネグローニ伯爵が老舗リストランテでアペリティフとして愛飲していたことから名付けられたそう。ベースはジン、そこにスイートベルモットとカンパリを加えて作られます。
同系統のカクテルとして、バーボンウイスキーをベースとするブールヴァルディエなどもありますね。

ベグローニはアードベッグ公式でも推奨の飲み方、カクテルですが、公式レシピはウィービースティー・スイートベルモット・カンパリを使用。
ここにさらにもう一捻り、カンパリをスカーレット アペリティーボに替えてみたのが今回ご紹介のレシピです。

アードベッグらしいスモーキーな香りは損なわれず、ベルモットとアマーロの華やかな甘みが融合。
ハーブやオレンジピールの心地良いほろ苦の効いた調和と奥行きのある味わいに。
スコットランド生まれの小さな怪物がイタリアの洒落た街でおめかししてみたといったところでしょうか。

もちろん食前酒にも◎。
アードベッグの新たな一面としても楽しむことができます。
是非一度お試しくださいませ。

 

Keisuk Kosaka 小坂啓輔

Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
03-5340-5808
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