ベンリネス蒸溜所 人気のモルトウイスキーを異なるボトラーで飲み比べ / 中野 Whisky Burgers

ベンリネス

今回は同じ蒸溜所の飲み比べをご紹介。
ピックアップするのは「ベンリネス蒸溜所」。

1826年に創業。ベンリネス山の麓、標高213mに位置する蒸留所です。
ディアジオ社が所有しており、オフィシャルのシングルモルトは花と動物シリーズのみ。
起用されている動物はベンリネス山に生息する黒ライチョウ。うん、なんだかかっこよい。

さて、当店にあるベンリネスから2本。

 

Benriness 2010 11y Global whisky Auld goonsys malt
ベンリネス 2010 11年 グローバルウイスキー オールドグーンシーズモルト

スコットランドのボトラー、グローバルウイスキー社の看板シリーズ「グーンシーズモルト」。何より印象的なのはやっぱりラベルのこのお爺さん。
この方こそがグーンシーお爺さん、グローバルウイスキー社のボトリング全てのテイスティングを行っているんだそう。
こちらのボトルはファーストフィルのシェリーバットで11年熟成。メープルたっぷりのデニッシュのように、甘く香ばしく味わいが余韻まで長く残ります。

 

さて、飲み比べるのはコチラ。

Benriness 2011 11y Hogshead imports Hogshead indie
ベンリネス 2011 11年 ホグスヘッドインポーツ ホグスヘッドインディ

オランダの新進気鋭のボトラー、ホグスヘッドインポーツ。
このボトラーのフラッグシップとなるシリーズ「ホグスヘッド インディ」からベンリネス11年。
リフィルバーボン樽で熟成されたこのボトル、若い草やグレープフルーツのような爽やかで軽やかな香りの奥にバナナのような甘さが漂います。口に含むとコショウのようなインパクトも。

同じ原酒、同じ熟成年数でも味わいの違いがよく分かる2本。それは樽選びやアルコール度数、ボトラーのもつこだわりによるもの。
どちらが美味しいか、好きか、それも良いんだけど、これほどの可能性を秘めるウイスキーの凄みもぜひ感じて頂きたい。

蒸溜所ごとの飲み比べ、これは沼です。
ぜひお試しあれ。

 

Chikako Matsuo 松尾 知可子

Whisky Burgers Bar
中野/東京都中野区中野2-30-8 立川ビルB1
03-5340-5808
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