2024/06/04
ヨーロッパ有数のビールの産地の中でも、ベルギーでは、人々の生活に根付いて歴史とともに様々なビールが作られてきました。
修道院でのビールづくりから始まったベルギービールは、その後の発展を経て実に様々なビールが生み出されることとなり、色、香り、味わいからアルコール度数に至るまで実にバラエティに富んでいます。
今回は、そんなベルギービールをランキング形式でご紹介いたします。
9.0% ストロングエール
1654年からビール作りを行っていた、”アップルホック醸造所”が1938年に名前を変え、現在は30以上の銘柄を醸造するベルギーを代表する巨大醸造所となった、ヒューグ醸造所。
日本でも有名な”デリリウム トレメンス”は、同醸造所より1989年から販売され、その醸造10周年を記念して1999年から”デリリウム ノクトルム”が販売されています。
「ノクトルム」はラテン語で「夜」を意味し、名前の通り赤みがかったダークブラウンの色合いが夜を思わせる、「白昼夢」を意味するトレメンスと対をなすビールです。
シンボルのピンクの象をあしらったラベルデザインはそのままに、紺色をベースに落ち着いたトーンの色合いのボトル。
アルコール度数は8-9%のダーク・ストロングエールで、レーズンやカラメル、シナモン、バニラの甘みのあるフルーティーな香り。
モルトの風味と苦味のバランスが良く、複雑な味わい余韻が長く続くビールに仕上がっています。
9.5% ゴールデンエール
原産地の異なる3種の最高級ホップ、サーズ・ストライアンゴールディング・シトラを使っているベルジャンIPA。
ドライホッピングにより、苦味が効いた味わいと豊かな香りが特徴のビールです。
もともとはスタッフの為に造られた試作品でしたが、その出来があまりに素晴らしかったので毎年醸造することに。
毎年異なる配合で、改良を重ねながら醸造されるようになりました。
グレープフルーツのような柑橘フレーバーに、フルーティーなアロマ。
フレッシュな酸味・甘味・苦味とのバランスが素晴らしいのです。
後味の心地いい苦味も最高です!
8.8% ベルジャンエール
ヒューガルデンシリーズの中でも特徴的なラベルが目を惹く、禁断の果実。
アダムとイブの絵画をモチーフに、ビールやホップをあしらったデザインが印象的な1本。
濃い褐色の色合いに、熟したリンゴやバナナのフルーティーな香り。
熟成感と渋みを感じる味わいは、甘みを感じる濃厚な仕上がりで、ふくよかでフルーティー。
オレンジピールやコリアンダーといったスパイスがバランスよくまとまった、まさに”禁断の果実”を思わせる味わいです。
“ヒューガルデン グランクリュ”同様、瓶詰め時に酵母と少量のシュガーを加えた瓶内発酵タイプのスペシャルビール。
上質な赤ワインのような味わいは肉料理やちーずとの相性も抜群です。
8.5% ベルジャンストロングエール
ベルギーの東フランダース州はブッヘンハウトという小さな町の中心部に位置するボステールス醸造所。
1791年に設立され、特徴的な3種類のビールのみを醸造しているめずらしい醸造所です。
グラスがとても独特なパウエル・クワックは、醸造所と宿屋を営んでいたクワック氏が、毎日宿屋に立ち寄る馬車の乗員が馬や乗客のために手を話せず喉が乾いているのを見て、馬車に乗りながら飲む事ができるようにこのグラスを考案したのが始まり。
キメ細かい泡を持つ琥珀色の液体は、カラメル・ドライオレンジ・スパイスなどの複雑なアロマとフレーバー。
優しい口当たりですが、しっかりとした喉越しがたまりません!
モルトとホップが調和した、ベルジャンストロングアンバーエールです。
8.0% ストロングエール
あまりの人気に市販されるようになった、ベルギービールの逸品!
香ばしいアロマとコクのある飲み口が特徴的。
干しぶどうやカラメルのような甘いアロマが最高。
喉越しはスムースですが、フィニッシュがとても長くモルトの味わいを思う存分楽しめます!
ハイアルコールなのに飲みすぎてしまうので要注意。
悪魔のラベルも最高な、濃厚でコクのある一本です
目黒リパブリック Beer&Burger
目黒/東京都品川区上大崎3-3-1オバタビルB1
03-3441-6181
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