2022/01/07
明けましておめでとうございます。
下北沢駅は小田急東口・京王井の頭線中央口より徒歩3分、茶沢通り沿いにひっそりと佇む大人の隠れ家ワインバー、Fairground(フェアグラウンド)。
配属の代々木上原からコンスタントにシフトインしております、松尾です。
新年の三が日はブログもお休みいただいたため、当ブログの2021年ラスト記事も2022年の初記事も私松尾の投稿です。みなさま、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
当店フェアグラウンドは1/4(火)から営業がスタート。少しずつですがご来店下さった皆様と新年のご挨拶が出来て嬉しく思います。
コロナの感染者数も猛スピードで増えてきているので、スタッフ一同、再度気を引き締めて営業して参ります。
さあ、2022年の最初の記事はコチラのボトラーズウィスキーをご紹介です!
Big peat Small batch
ビッグピート スモールバッチ
こちらはダグラスレイン社によるブレンデッドモルトウイスキーです。
1990年代半ばから巻き起こったアイラ・モルトを中心としたシングルモルトブームに応える形で、2009年に発売開始されたブランドで、発売元のダグラスレイン社は1948年にスコットランドのグラスゴーにて創業後、豊富なアイテムやその素晴らしい品質で世界のモルトラバーを魅了し続ける大御所ボトラーです。
そんな歴史ある大手ブレンダーが熱狂的なピートマニアたちのために複数のアイラモルトをブレンドして作り出したのが、ブレンデッドモルトウイスキーのビッグピートだったというわけです。
まあ、まずは、なんといってもこのボトルデザインのインパクトですね…!!
こちらの、強い風に吹かれて厳しい表情をしたおじさんのイラストは”アイラ島に住むおじさん”(=Big Pete)をイメージしたのだそうで、同じ音のBig Peat(ふんだんなピート)とBig Pete(ピートおじさん)をかけている、ジョーク混じりのデザインなんだとか。一度見たら忘れないほどのインパクトがありますよね!
さらに、ビッグピートのボトルには、前述の”おじさん”の他にユーザーにピートの煙の爆発を期待させるような自慢話が書かれております。
しかし、実はビッグピートは意外にもピートが控えめなのです。名前とは裏腹に、想像以上に繊細で、ピートだけではない香りや味わいを楽しむ余地があります。
この味のバランスは、アイラ島で有名なウイスキーの4つのシングルモルトのブレンドから生まれたものなのです。
使用している原酒はアードベッグ(熟成年数16年以上)、カリラ、ボウモア、そしてポートエレン。これらを5樽以下のスモールバッチにてブレンドし、ノンチルフィルターで瓶詰めして造られるのですが、
カリラは “甘さ “を、
アードベッグは “薬のような土っぽさ “を、
ポートエレンは “エレガントさ “を、
そしてボウモアは “完璧なバランス “をもたらしていると言われてます。
オススメの飲み方はトワイスアップ、もしくはハイボール。アイラモルトのいいとこ取りともいえるビッグピート。是非ご賞味下さいませ!
Sho Matsuo 松尾捷
Faiground Bar 下北沢
03-3464-4641
Google Map 世田谷区北沢2-3-12 友和ビルB1
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