ブレアアソール蒸留所 2008 16年 エイヴィアンズ BARで飲みたいハイランドモルトウイスキー / 中野 Whisky Burgers

ブレアアソールエヴィアンズ

ウイスキーにハマり深掘りをし始めると、知ろうと思わなければ目にも耳にもしなかったであろう銘柄や蒸留所と出会うことになると思います。
いわゆる通好みと言われるものやニッチなもの。飽くなき探究心によって自分のフェイバリットを見つける旅路のお手伝いを。

 

Blair Athol 2008 16y Avians
ブレアアソール 2008 16年 エイヴィアンズ

今回ご紹介するのはスコットランドのハイランド地方に位置するブレアアソール蒸留所の1本。

歴史は古く18世紀にまで遡るものの、現状としては生産される原酒のほとんどがブレンデッドウイスキー用、シングルモルトとして蒸留所の名を冠したボトルがリリースされるのはごく一部です。
主にキーモルトとしてブレンデッドウイスキーのベルに使用されますが、ベル自体も日本ではメジャーとは言えず、あまり聞き馴染みがないのも然り。

シングルモルトとしては花と動物シリーズのボトルが代表的なものとして挙げられ、ウイスキー愛好家の支持を獲得している印象ではありますが、とは言ってもBARに入ればどこでも飲めるというものでもないのが実際のところです。

エイヴィアンズはウィスク・イー社のオリジナルブランドシリーズ。折り紙の鳥がラベルを飾り、厳選されたスコッチモルトウイスキーがボトリングされています。

先述したように割合の多いブレンデッド原酒として製造される場合には基本的にバーボン樽熟成ですが、シングルモルトとしてのブレアアソールはシェリー樽で熟成がメイン。
こちらのボトルもオロロソシェリーホグスヘッドで16年の中熟。それでいてシェリー由来の風味が前には出すぎず、ハイランドモルトらしいバランスのとれた逸品です。

完熟の林檎やバナナ、メープルシロップをかけたトースト。
やさしい甘みのカスタードクリームに蜂蜜を入れた紅茶、カルダモンのニュアンス。
ほのかな渋みが心地良く残る柔らかな余韻。

とびっきりのレアではないものの、いつでも会えるわけではないのがニクいブレアアソール。
是非この機会に邂逅を。

 

Keisuke Kosaka 小坂啓輔

Whisky Burgers Bar
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