ブルックラディ Bruichladdich / Vision

ブルックラディ

 

どうも平井です。平井の記念すべきブログ第1号でございます。という事で今回は私が好きな蒸留所をご紹介したいと思います。

アイラ=クセが強いという印象で最初の頃は中々アイラモルトに手を出せなかった私ですが、そんなアイラ島でノンピーテッドのウイスキーを作っている蒸留所を知りました。それが「ブルックラディ」です。ノンピートなら飲めるかもと思い手を出したところ大変美味しく、それからアイラモルトにも手を出すようになりました。

そんな私のアイラモルト克服のきっかけにもなったブルックラディ蒸留所は、1881年2つのグレーン蒸留所を所有してたハーヴェイ家により設立されました。蒸留所の場所はアイラ島最古の蒸留所「ボウモア」のほぼ対岸にあります。

しかし、1993年にJBB社(当時の名はホワイト&マッカイ)がインバーゴードン社から買収しましたが1995年に蒸留所は閉鎖してしまいました。1998年に生産を再開しましたが数ヶ月で再閉鎖。

ですが2000年に元ボウモア蒸留所のジェームス・マッキューワン氏と独立系ボトラー、マーレイ・マクダビッド社社長マークレイニエらが中心となりJBB社から買収し、2001年春に生産を再開しました。現在ではフランスのレミー・コアントロー社が所有しています。

続いては製造ですが、ブルックラディはテロワールを大切にした製造を行っています。テロワールとはワインにおける用語で、その土地の風土や気候によってもたらされるブドウの個性、熟成における個性のことを指します。土地の風土や気候、環境や文化が、お酒に個性をもたらすというのはウイスキーでも同じなのです。またブルックラディではコンピューターや自動機器を一切使用せず、人の手でウイスキー原酒が造られています。

使われているマッシュタンやポットスチルは閉鎖前から設置されていたものを使用しており、マッシュタンは鋳鉄製で蓋無しのものでポットスチルは小ぶりのストレートヘッドタイプが4基あります。ヘッド部分はアイラ島の中でもかなり細長い物だそうです。

熟成に使われる樽はバーボン樽がメインですがアメリカンオークの新樽や古樽などを使うこともあります。

蒸留所コンセプトに掲げているのは100%アイラ産。2004年から自社との契約農家で大麦を作ったりしていますが蒸留所内にモルティング施設がないためにスコットランド北東部のインヴァネスに輸送し、ベアーズ・モルティング社に委託してモルティングを行なっています。しかし、そんな100%アイラ産の金目であるモルティング施設を2023年までに蒸留所敷地内に建設を予定しているのです!モルティング施設ができてしまえば本当の100%アイラ産が実現されます。なんとも待ち遠しい。

そんなワクワクさせてくれるブルックラディ蒸留所、現在の生産能力は150万リットルで、ノンピーテッドのブルックラディ、ピーテッドのポートシャーロット、ヘビリーピーテッドのオクトモアの計3種類のブランドを扱っており、生産割合はそれぞれ70%、20%、10%となっております。さらにはアイラ島産のボタニカルを使用したジン「ボタニスト」も生産しています。

幅広く様々なブランドを手がけるも伝統や歴史を重んじるブルックラディ蒸留所。是非当店でも召し上がってみて下さい。

 

Shuichiro Hirai 平井周一郎
Vision Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map 武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
Facebook

Related articles

Back to Top