2022/01/14
下北沢駅は小田急東口・京王井の頭線中央口より徒歩3分、茶沢通り沿いにひっそりと佇む大人の隠れ家ワインバー、Fairground(フェアグラウンド)。
配属の代々木上原からコンスタントにシフトインしております、松尾です。
オミクロン株が猛威をふるい、コロナ感染者数が爆発的な勢いで増えてきています…またまん延防止や緊急事態宣言が出てしまうのでしょうか。。
当店ではより一層気を引き締めて、感染予防対策に再度徹底して営業して参ります。
さあ、今回はコチラのウィスキーをご紹介です!
Caol Ila Distillers edition 2020
カリラ ディスティラーズエディション2020
今回ご紹介するのは辛口スモーキーなアイラモルトとして知られるカリラです。
創立は1846年と古く、20世紀後半には近代的な蒸留所へリニューアルし、現在アイラ島の中では最大級の生産規模を誇る蒸留所です。
「カリラ(Caol Ila)」とはゲール語で「アイラ海峡」という意味で、”Caol” が海峡、”Ila” がアイラ島を意味しています。アイラ島とジュラ島の海峡近くに建てられたため、この名が付きました。
そんなカリラのオフィシャルラインナップの中でも、ディスティラーズ エディション(以下DE)とは、蒸留所がそれぞれの個性を生かしながら、通常のレギュラー品とは異なる製法・技法を用いて生産する特別シリーズのことです。
今回ご紹介するカリラのDEはダブルマチュアードと呼ばれる「二段熟成」によって仕上げられたディスティラーズ・エディションです。
ダブルマチュアード(二段熟成)とは、ある一定の期間樽熟成された後に、別の樽に移し替えてさらに一定期間熟成させる方法で、この二段熟成によって、より豊かで複雑なキャラクターを持たせることができます。
2020年発売のカリラDEは「モスカテルシェリー樽」によって二段熟成が施された蒸留所特別ボトルです。
ちなみにモスカテルとは、ポルトガルで生産されている、モスカテル種(マスカット葡萄品種)のみで生産される甘口のシェリー酒です。フルーティーな香りと、特有の素晴らしいアロマを持ち合わせたモスカテルの樽で熟成させることで、カリラのもつ塩気やスモーキーな味わいにふくよかな余韻を持たせます。
アイラ好きにはたまらない一杯。私の個人的なおすすめは、コピータやカタビノといった、シェリーを飲むグラスで楽しむストレート。
ぜひご賞味くださいませ。
Sho Matsuo 松尾捷
Faiground Bar 下北沢
03-3464-4641
Google Map 世田谷区北沢2-3-12 友和ビルB1
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WHISKY BAR Fairground Scotch whisky
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