秩父蒸留所他 スコッチモルトウイスキーソサエティ ゴールドラベル限定人気ランキング / 恵比寿 VinSanto

スコッチモルトウイスキーソサエティ（以下、SMWS）は、1983年エジンバラの古い港町リースで設立された世界初のウイスキークラブと言われています。

ウイスキーを愛し、仲間で分かち合い認識を深め、とにかくウイスキーを楽しむことを目的としたクラブでとして発足。
何と言っても特徴的なのがラベルに蒸留所名が記載されていないことですね、代わりに番号が記載されておりその番号で蒸留所名を暗号化しています。
これは、蒸留所名からイメージが湧いてしまう、視覚のイメージを無くしウイスキー本来の味わいを楽しんでもらいたいとのことから蒸留所名を非公開にしています。

ボトルの形状、デザインは全て統一、記載しているのはソサエティの大きなロゴマークと蒸留年月、熟成年数、瓶詰年月、アルコール度数、そして蒸溜所コードと樽番号。
そして、ウィスキーの味わいと香りをイメージしたポエムのような独創的なタイトルが付けられているのも特徴的ですね。

全てのウイスキーは、ソサエティ選定メンバーによりスコットランド各地にある蒸溜所の協力を得て樽を厳選。加水せず、チル・フィルターもかけずに瓶詰した樽出しのウイスキー本来の味わいが楽しめるのも魅力の一つです。

そんなSMWSから、長期熟成や稀少な原酒をボトリングしたハイレンジボトル、通常デザインと異なり黒字に金文字で描かれた金ラベルから厳選したおすすめ5本をランキングでご紹介。

• 【1位】Chichibu 2014 7y SMWS 秩父 2014 7年 スコッチモルトウイスキーソサエティ
• 【2位】Glengrant 2003 20y SMWS グレングラント 2003 20年 スコッチモルトウイスキーソサエティ
• 【3位】Highland park 2000 20y SMWS ハイランドパーク 2000 20年 スコッチモルトウイスキーソサエティ
• 【4位】Craganmore 2003 19y SMWS クラガンモア 2003 19年 スコッチモルトウイスキーソサエティ
• 【5位】Bushmills 2001 21y SMWS ブッシュミルズ 2001 21年 スコッチモルトウイスキーソサエティ

【1位】Chichibu 2014 7y SMWS 秩父 2014 7年 スコッチモルトウイスキーソサエティ

イチローズモルトで世界中にその名を知られる、肥土伊知郎氏が手掛ける日本が誇るジャパニーズウイスキー、秩父蒸溜所。
ジャパニーズウイスキー隆盛と、日本のクラフト蒸溜所ブームの先駆けとも言える存在ですね。

そんな秩父蒸溜所がSMWSに130番として初ボトリングされたのが2013年、実はジャパニーズウイスキーの山崎や白州などもSMMSでボトリングされたことがあるのです。

こちらのタイトルは【夏のような歌声】。
非常に稀少な一本、今後もう飲めるか分からないレアボトルです。
残り僅かです。

【2位】Glengrant 2003 20y SMWS グレングラント 2003 20年スコッチモルトウイスキーソサエティ

20年熟成の長熟グレングラントです。
グレングラントはイタリアで最も飲まれているシングルモルトとしても有名ですね。
こちらは会員制のSMWSの中でも更に抽選の稀少なボトル。

タイトルは【未来への未知を解き放つ】
シェリー樽熟成の濃厚なグラント、シェリー樽とグラントの酒質キャラクターはとても相性が良いように思います。

【3位】Highland park 2000 20y SMWS ハイランドパーク 2000 20年 スコッチモルトウイスキーソサエティ

オークニー諸島で作られるシングルモルト、ハイランドパーク。
北の巨人とも称される、パワフルで潮気があり程よくピーティーでスモーキーな酒質で非常に人気の高い蒸溜所です。

ハイランドパークはSMWSのコードNo.4番とかなり若い番号がついており、それだけ早くからSMWSに好まれていた蒸溜所とも言えそうです。
実際かなりの本数がボトリングされており、様々な表情のハイランドパークを楽しませてくれています。

こちらのタイトルは【生きる力を与える】
何とも壮大で、酒飲みには有難いお言葉。
20年の長期熟成で円熟された深みと複雑さ、力強くも優しい包容力を持った一杯。

【4位】Craganmore 2003 19y SMWS クラガンモア 2003 19年 スコッチモルトウイスキーソサエティ

クラガンモアはスペイサイド地域で1869年から創業している老舗の蒸溜所。

スペイサイド地域にはマッカランやグレンリベット、グレンフィディックといった数々のスーパースター蒸溜所が軒並らぶ為か、知名度はこれらの蒸溜所に比べるとやや低い感はありますが、リッチで芳醇、甘さとスパイスのバランスが絶妙で、スペイサイドの至宝とも称される銘酒なのです。

こちらのタイトルは【パーティーの後のピックアップ】
華やかなパーティーのように甘さとフルーツの香りが煌びやかに広がり、そして長い余韻が楽しめます。

【5位】Bushmills 2001 21y SMWS ブッシュミルズ 2001 21年 スコッチモルトウイスキーソサエティ

最後はスコッチではなく、アイルランドのウイスキー・アイリッシュウイスキーからブッシュミルズ です。
ブッシュミルズ の歴史は非常に長く、なんと1608年創業とも言われており、400年以上の歴史を持つ最古の蒸溜所、とも言われています。
アイリッシュウイスキー伝統の3回蒸留を行う、スムースで滑らか、クセが少なく軽やかでマイルドな酒質が特徴的ですね。

こちらのタイトルは【代替現実】
SMWSお得意の難解タイトルシリーズですね。

長期熟成のアイリッシュはトロピカルフルーツのようなニュアンスが綺麗に現れます、更にこちらは甘口デザートワイン樽でフィニッシュしたことにより、エレガントでトロピカルなフルーツ香が楽しめます。

Naoshi Morioka 森岡尚史

VinSanto Bar&Whisky Shop
恵比寿／東京都渋谷区恵比寿西2-1-7
03-3464-4641
Facebook
Instagram