2022/12/26
1891年に創設されたクライゲラキ蒸溜所の創設者はピーター・マッキー。
ホワイトホース社の創設者でもあり、当初はホワイトホースの原酒用にと建てられました。1998年にバカルディ社に売却され、現在はデュワーズのキーモルトとなっています。
「オイルヒーティング」と呼ばれる特殊な製法から生まれる硫黄感が1番の特徴。
麦芽の乾燥の際にピートではなく油で焚いた火を使用。これにより硫黄香が生成されます。
硫黄香はネガティブな要素として判断されることもありますが、クライゲラキのスタンダードボトルは13年熟成。
長い期間熟成することで硫黄成分は減り、硫黄香がボディの一部となりクライゲラキの重い酒質の骨格となっています。
Craigellachie SMWS 44.149
クレイゲラキ スコッチモルトウイスキーソサエティ 44.149
今回ご紹介するのは先週のマッカランに続き、SMWS(スコッチモルトウイスキーソサエティ)の2022年12月新商品のクライゲラキです。
クライゲラキ特有の酒質の重さや微かな硫黄香はそのままに、シェリー樽由来のナッティさやチョコの甘みも感じます。
オイリーで飲みごたえも十分。
1番の特徴はとても長い余韻。
締めの1杯にお勧めです。
先日行われたWhisky Gibier × SMWSのイベントでは、キジ&生七味とペアリングで提供いたしました。
そちらも是非お試しください。
Masashi Hozono 穂園雅志
Wihsky Gibier Bar & Shop 代々木上原
03-3466-2640
Google Map 渋谷区西原3-21-1 1F2号
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