2022/07/12
クレイゲラキ蒸留所について、徹底解説していきます。
生産国:スコットランド
地域:スペイサイド
所有者:バカルディ社
設立年:1891年
年間生産能力:410万リットル
仕込水:リトルコンバルヒルの泉
糖化槽:9.5トン
発酵槽:カラ松8基
蒸留器:初留2基、再留2基
熟成庫:
クレイゲラキは1891年創業のスペイサイドの蒸留所です。
フィディック川とスペイ川の合流地点にあるクレイグラキ村にあり、古くから交通の要衝として知られている場所です。
創業は有名なピーター・マッキーで、アレクサンダー・エドワードと共同経営と言う形でスタートしましたが、後に単独所有となりました。
ピーター・マッキーは「レストレス・ピーター」と呼ばれ、休みを取らずに働き続ける巨漢のエネルギッシュな人物だったそうです。
有名なブレンデッドウイスキーのホワイトホースを作り、その原酒として使用されていたとされています。かつてはホワイトホースの看板が蒸留所に飾ってあったそうです。
しかし、現在は1998年にバカルディ社に買収され、ライバルブランドのデュワーズの主要原酒として製造されているという数奇な変遷をたどっている蒸留所です。
クレイゲラキはワンバッチ9.5トンで、最新鋭のフルロイタータンが導入されています。発酵槽はカラ松で、ポットスチルは大型のストレートヘッドが初留2基、再留2基があります。
大きな特徴は屋外ワームタブを使用しており、これは創業当時の伝統的な製法をそのまま守っています。
この屋外ワームタブが味わいに大きな特徴を与えていると言われ、やや重めのオイリーな口当たりを感じる人が多いように思います。
クレイゲラキ 2008 13年 クライマックスシリーズ カルメン
オペラの最も盛り上がるシーンをラベルデザインに使用しているクライマックスシリーズの1本。
シェリー樽熟成ですがシェリーの甘さよりは原酒由来のオイリーなフレーバーを強く感じる1本です。
スコッチモルトウイスキーソサエティ 44.121 Hotaru in an orange grove
蜜柑畑のホタルと名付けられたソサエティのボトル。日本限定リリースのボトルです。
バーボン樽で14年熟成の後、オロロソシェリー樽にて後熟です。
軽い柑橘のフルーティーさとオイリーさ、チョコレートのような甘さが共存する複雑なフレーバーのボトルです。
1890年 アレクサンダー・エドワードとピーター・マッキーが共同経営者のクレイゲラキ・グレンリベット・ディスティラリー社により蒸留所が創設される
1891年 生産開始
1916年 マッキー社が買収
1924年 ピーター・マッキーが亡くなり、マッキー社はホワイトホース社に名前を改称
1927年 ホワイトホース社がDCLに買収される
1930年 DCLの子会社のSMDに管理を移管
1964年 改装を行い、新たに2基の蒸留器を購入、4基になる
1998年 UDVがクレイゲラキをジョンデュワー&サンズ社のブレンディングカンパニーのバカルディ・マルティニ社に、アバフェルディ、ブラックラ、オルトモアと一緒に売却
2004年 新しいオーナーの最初のボトリングとして、UDVの花と動物シリーズの代わりとして14年熟成を発売、1982年蒸留21年熟成カスクストレングスをクレイゲラキホテル向けに発売
2014年 13年、17年、23年を国内市場向けに発売、19年熟成を免税店向けに発売
2015年 31年熟成を発売
2016年 33年熟成、1994マディラシングルカスクをリリース
2018年 24年熟成、17年熟成パロコロタ度フィニッシュを免税店向けに発売、最も熟成年数の長い51年熟成を発売
2019年 19年、23年を発売
2020年 39年を発売
2021年 33年をコアレンジに追加
Wataru Kobayashi 小林渉
Vision Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
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