恵比寿のソムリエが厳選!2020年夏の白ワイン 4選 / VinSanto

2020/08/25

本日は以前もご紹介致しました、夏にオススメの白ワイン特集の第二段をお届け致します。
8月も終盤ですがまだまだ暑い日が続いておりますのでやはりキリッとした白ワインがオススメですね。
今回はイタリアの銘柄以外にもフランスワインもご紹介しております。

 

 

1. ドメーヌ ファビアンコシュ ブルゴーニュシャルドネ

ドメーヌ ファビアンコシュ ブルゴーニュシャルドネ

ジュリアン・コシュ・デュボー氏が1940年にフランスはブルゴーニュに興したドメーヌ。
ムルソー村で有名なドメーヌ・コシュ・デュリーのフランソワ・コシュ・デュリー氏は、従甥にあたります。
3代目で、1973年生まれの長男・ファビアン氏が、98年のヴィンテージから栽培・醸造の一切を任されるようになり、一躍時のドメーヌとなります。
限りなく自然に近く、よく手入れされた畑から完熟した葡萄のみを収穫します。葡萄の樹齢は全体的に高く、又、セラーは、比較的温度 が低めなのでゆっくりと醗酵が進みます。
毎年品質を上げており、今後ますます品質・評価を上げて、ムルソーのトップ・プロデューサーになる日も近いとされるほど評価の高いドメーヌの一つ。
一見気難しそうですが非常に謙虚で物静かな人で、ワインも彼のように、パワフルと言うよりは控えめで、バランスのとれたタイプ。
今後の価格急上昇が怖い今日この頃でまさに、今のうちから押さえておきたいドメーヌのひとつです。

 

2. ドメーヌ メイエフォンネ

ドメーヌ メイエフォンネ

ドメーヌ・メイエ・フォンネは5世代続く家族経営のドメーヌでコルマール北西7km程に位置するカッツェンタール村に本拠地を構えています。

フォンネ家はスイスからの移民で1732年カッツェンタール村に移住してきました。
ドメーヌはフェリックス・メイエによって創設、ブドウの栽培が始められましたが、フェリックス、そして娘のルーシーが栽培を行っていた間はドメーヌ元詰めを行っておらずブドウは協同組合に売却されています。
メイエ・フォンネがドメーヌ元詰めを開始したのはフェリックスの孫であるフランソワ・メイエがドメーヌに参入した60年代に入ってからの事です。同時期にフランソワはドメーヌ元詰めとともに個人客向けに販売を開始しました。
1992年にフランス、オーストラリアで研修を終えたフランソワ・メイエの長男フェリックス・メイエが参入すると輸出を開始、設備の近代化を計るとドメーヌは急激に品質が向上、一躍有名になります。
今日ではベタンヌ&ドゥソーヴで3ツ星、ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランスで2ツ星を獲得するに至っている高評価ドメーヌです。

こちらはゲヴェルツトラミネールやリースリングのアロマ品種をブレンドした華やかな一本。

 

3. コルパッソ フィアーノ

コルパッソ フィアーノ

日常的にワインを楽しむ世界中のワインラヴァーに土着品種の素晴らしさを伝えるシチリアの生産者・コルパッソ。
フィアーノ100%で造るコストパフォーマンスに優れたワインです。

畑はシチリア島南海岸にあるベリチェアグリジェント。粘土質石灰質土壌で樹齢15〜20年のフィアーノで造られます。収穫は全て手摘みで9月中旬ごろ行います。10℃で12時間スキンコンタクトした後、14〜16℃でステンレスタンク発酵。自然な酸味を表現する為、マロラクティック発酵はしません。翌年1月下旬まで16度でシュール リーを行います。

コルパッソとは「丘の上への一歩」という意味。「丘」という意味のCollinaの略語“Col”と「一歩」という意味の“Passo”の言葉を組み合わせて作られ、2つの意味を持ちます。
伝統”を守りながら革新を行い、上質なワインを日常的に楽しんでいる「丘の上」の人々にワインを届け、改めて土着品種の魅力を伝えます。ワインラベルのデザインのベースは、シチリアの階段などでよく使用される「アラビア文化」の名残りのタイルから付けられています。コルパッソ「丘の上への一歩」は、これからも頂上に向けて一歩一歩進化し続け、そして「伝統」を伝えていきます。

爽やかな柑橘系の酸味と完熟したぶどうのバランスが素晴らしく、ほのかにハチミツのような甘美さと華やかさがプラスされ心地よい調和が楽しめる白ワイン。
野菜料理、白身肉料理、白身魚や甲殻類、カラスミ等、魚介料理全般と幅広い相性の良さがある優良コスパワインです。

 

4. モンヴィエ ソーヴィニヨンブラン

モンヴィエ ソーヴィニヨンブラン

総面積120hのうち、ブドウ畑は87h。ロンキ社の葡萄農園はウディネ県にある“コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ” のワイン生産地に位置しています。
土壌と気候のバランスがとれた地域であり、高品質のブドウ栽培ができる為その土地とともに生きて、伝統と新技術を切り離さず、栽培する葡萄の特別性を表現するワイン造りを目指しているワイナリー。
ワイナリーの回りはなだらかな丘に位置し約30h。
その他の畑はワイナリーから点々と存在し、品質を毎年安定するために、どの畑にも2- 3品種栽培している。
ブドウ畑は有機栽培を基本としているが、あえて認証は取らず、製造している、その理由として 祖父の時代から当然に行われてきた有機栽培をあえて示す必要はない、と語ります。

こちらのソーヴィニヨンブランは緑色反射の麦わら色で 黄パプリカ、バナナ、メロンを連想させるインパクトのある強い香りで酸味のバランスが良いまさに夏向けでお手本のようなソーヴィニヨンブランです。

 

Naoshi Morioka  森岡尚史
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