ビアパブのシングルモルトウイスキー味わい別人気ランキング フルーティー＆リッチ編 / 目黒リパブリック

アイラに代表されるスモーキーなものから、果実やバニラのニュアンスが感じられるフルーティーなものまで、幅広い味わいのシングルモルト。

蒸留所の立地する自然風土を色濃く反映した味わいが魅力ですが、奥行きのあるリッチな味わいのシングルモルトには、リンゴや洋梨から柑橘、アプリコットやレーズンに至るまで、様々な果実感が感じられるものが多数。

今回は、そんなシングルモルトをランキング形式でご紹介いたします。

• 【1位】Glenmorangie 12y Calvados cask finish Barrel select release グレンモーレンジィ 12年 カルヴァドスカスクフィニッシュ バレルセレクトリリース
• 【2位】Knockdhu 2013 10y The maltman Charity bottle for NOTO ノックデュー 2013 10年 ザ モルトマン 能登チャリティーボトル
• 【3位】Glenfarclas Decades グレンファークラス ディケイズ
• 【4位】Benrinnes 2010 11y Auld Goonsy’s Global Whisky ベンリネス 2010 11年 オールドグーンシーズ グローバルウイスキー
• 【5位】Glenallachie 2013 Carn mor Strictly Limited グレンアラヒー 2013 カーンモア ストリクトリー リミテッド

【1位】Glenmorangie 12y Calvados cask finish Barrel select release
グレンモーレンジィ 12年 カルヴァドスカスクフィニッシュ バレルセレクトリリース

スコットランドはハイランド地方に、1843年に設立されたグレンモーレンジィ蒸溜所。
大人のキリンの背丈とほぼ同じ高さのポットスチルがとっても有名。
仕込み水にもこだわっていて、複雑で奥行きがありかつフルーティーな味わいが特徴的です。
革新的な味わいを追求し、厳選された樽を使った試みや追加熟成の技術でも知られています。

こちらは今年に入ってから発売が開始された最新作。
バレルセレクトシリーズの第4弾です！

フランスはノルマンディー地方カルヴァドス県でのみ生産される、カルヴァドスの樽を使用。
カルヴァドスとは、りんごや洋ナシを原料とする蒸留酒。
焼きリンゴ・洋梨・バニラ・アーモンドのアロマ。
オイリーさと少しのスパイシーな口当たり。
洋梨・アーモンド・トフィーアップルの味わい。

グレンモーレンジィらしいフルーティーさと、芳醇な味わいが楽しめる一本です！

【2位】Knockdhu 2013 10y The maltman Charity bottle for NOTO
ノックデュー 2013 10年 ザ モルトマン 能登チャリティーボトル

ウイスキー産業で45年をこえる経験を持つドナルド・ハート氏が、息子のアンドリュー・ハート氏と共に2009年に立ち上げたメドウサイド・ブレンディング社。
『優れた者がそうであるように、常に完全を求めて努力する』をモットーにしているボトラーズ会社。

その長い経験を活かし、独自のルートで選出した樽でボトリングされているオリジナルブランドが『The Maltman』なのです。

2024年1月1日に発生した能登半島地震のニュースを受け、日本への友情を示し特別にボトリングされた一本。
売上の5%を義援金として寄付されるチャリティーボトル。

1894年に設立されたノックデュー蒸溜所。
ハイランドで最も小さい蒸溜所のひとつ。
他の蒸溜所と似ている名前がある為、1993年からアンノックという銘柄で販売されています。

ドライイチジク・クランベリー・古樽・枯葉のアロマ。
甘く複雑で、ふくよかな香りが楽しめます。
ビターチョコレート・マーマレード・レーズン・クローブなどがバランスよく現れ、大人向けの洋菓子のような味わい。

リッチかつスムースでおすすめの一本です！

【3位】Glenfarclas Decades
グレンファークラス ディケイズ

スペイサイドに位置するグレンファークラス蒸留所は1836年に創業しました。
グレンファークラス蒸留所は6世代にわたり家族経営をしてきており、伝統的な作り方を受け継いで作っている蒸留所です。
グレンファークラスの特徴といえば、100％シェリー樽を熟成に使用するのをこだわっているところ。
スペイサイドの特徴とも言えるフルーティさがグレンファークラスはよく出ております。
世界中でも根強いファンが多くいます。

今回ご案内するグレンファークラスは日本限定発売であり、数量限定販売で精算本数は3600本のみとなっています。1st-4stフィルのそれぞれ熟年数の違うシェリー樽原酒を使用しています。
最大4回樽を使用するため深みのある味に。

ボトルラベルには、家族経営を150年以上もされてきたグラント家のタータンチェックがあしらわれています。

香りはフレッシュでソフトな林檎、はちみつ、清廉された甘い香り。
味はしっかりとしたシェリーの甘み。はちみつ、レーズンを強く感じます。
後味は甘みが柔らかくなり余韻が心地よく続きます。

【4位】Benrinnes 2010 11y Auld Goonsy’s Global Whisky
ベンリネス 2010 11年 オールドグーンシーズ グローバルウイスキー

グローバルウイスキー社は、2017年にスコットランドはグラスゴーで設立されたインディペンデントボトラー。
数多くのサンプルを試した中から慎重に樽を厳選。
現在では多くの高品質の樽を保有しています。

3つのシリーズを展開しており、看板シリーズである『オールドグーンシーズモルト』。
『オールドグーンシーズ』とは、ラベルにも描かれている『グーンシーおじいさん』のこと。
蒸溜所のマネージャーとして長く働き、現在はグローバルウイスキー社のボトリングチームの責任者として活躍しています。

カカオビター・トフィー・焼き菓子・葉巻のアロマ。
ドライフルーツ・リッチなオーク・香ばしいカカオの味わい。
カカオビターの心地いいフィニッシュがたまりません。

【5位】Glenallachie 2013 Carn mor Strictly Limited
グレンアラヒー 2013 カーンモア ストリクトリー リミテッド

カーンモア ストリクトリー リミテッドとは、シリーズ全てのウイスキーが度数47.5%に加水して調節されたシリーズです。
カーンモアは、元モリソン・ボウモアの取締役であった、ブライアン・モリソン氏と、キーパー・オブ・ザ・クエイク（ウイスキー業界に貢献した人物に与えられる賞）を受賞したケニー・マッカイ氏の2人がスコットランドで設立したインディペンデントボトラーです。
個性がしっかりと感じられる様々なウイスキーをリリースしておりモルトファンの方も好きな方は多いのではないでしょうか。

今回おすすめするウイスキーはグレンアラヒー。スペイサイドにあり、2017年辺りまではブレンド用のスピリッツが主に作られていました。
現在はオーナーが代わりシングルモルトが多く作られています。オロロソシェリーホグスヘッド。

香りは蜂蜜、レーズン、アメリカンチェリー。
味はドライフルーツのような甘さと、アーモンドのようなナッツ感がお楽しみいただけます。

Yasutaka Higaki 桧垣泰隆

目黒リパブリック Beer&Burger
目黒／東京都品川区上大崎3-3-1オバタビルB1
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