2021/07/22
本日はちょっと風変わりなウイスキーをご紹介致します。
George Dickel Tabasco Barrel finish
ジョージディッケル タバスコ バレル フィニッシュ
名前はもちろん、ボトルデザインからも分かるとおり「タバスコ」が全面に出ているこちらのウイスキー。
ピザやパスタを食べる時にかけたりと、誰にでも馴染みがあるタバスコ。
1868年にマキルヘニー社の創業者であるエドムンド・マキルヘニー氏によって創られたタバスコは、実はウイスキーとしっかり繋がりがあるのです。
タバスコの製造工程としては、栽培・収穫・熟成・ミキシングと一連の流れがあります。
グリーン・ハラペーニョの実が赤くなったら収穫、収穫された実は塩と混ぜ合わされマッシュしてペースト状に。
このペースト状になった唐辛子は、オーク樽の中で発酵をさせていきます。
丁寧にじっくりと3年間かけて熟成させ、熟成させてペーストにビネガーをゆっくりと混ぜ合わせていくことによりタバスコは完成します。
今回ご紹介のウイスキーは、テネシーウイスキーのジョージディッケルを、通常の熟成後にこのタバスコの製造過程で使用された樽で30日間熟成。グラスに注いだ香り立ちの時点で、タバスコ特有の酸を感じます。
味わいは、香りやボトルデザインによる視覚からの脳内イメージ(辛そうな)に反して、思ったよりは辛みが弱く、まず感じるのはテネシーウイスキーらしい穀物の甘み。と思っていたらじわじわとタバスコらしいピリッとした心地良い辛さが感じられます。
個人的には、そのままストレートで楽しみたい1本です。
Erika Maruta 丸田恵利加
VinSanto Bar & Study 恵比寿
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2023年11月12日
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