2024/08/19
スコッチウイスキーの蒸溜所の名前には、頭のにグレンと付く所が多いのをご存知でしょうか?
有名なグレンリベット、グレンフィディックやグレンモーレンジ、グレンファークラス、グレンマレイ、グランタレットなどなど挙げればまだまだ沢山あるのですが、なぜグレンが多いのか?
グレンとはゲール語で「谷」という意味で、これはスコッチウイスキーがまだ密造酒で政府の認可を得ずに作られていた時代、多くの蒸溜所が谷などで隠れてウイスキーを使っていたからと言われています。
他には、政府認定第一号の蒸溜所がグレンリベットであり、そこを模倣するように密造蒸溜所たちがこぞってグレンリベットの名を使用したからという説も。
そんな誰かに話したくなるエピソードのある、グレンナントカの蒸溜所シリーズから、ビギナーにもおすすめの5本をランキング形式でご紹介。
グレンリベットは政府公認第1号の蒸留所としてあまりにも有名なスコッチウイスキー、定番の12年はBARではもちろん最近ではスーパーや居酒屋さんなんかでも見かけることが出来ますね。
こちらの15年は、ワインやコニャックを熟成する際によく使用されるフランス・ドルトーニュ地方産のリムザン・オークという木材を使用して作られる樽で熟成。
フレンチオークはウイスキーの強さを増加させくれましが、仕上がりが強くなり過ぎないように時間を限定して熟成の管理が必要という手間の掛かる熟成を丁寧に行います。
柑橘系の甘い香り、バランスがよくフルーティーでスパイシー。
こちらの14年はフランスのブランデー、コニャックの空樽で熟成させたウイスキー。
コニャックの持つ華やかでエレガントな香りに上品な甘さと複雑な樽の香りが混ざり、グレンリベットというウイスキーをよりエレガントな印象に。
ストレートやオンザロックスで楽しむのも勿論オススメの名酒ですが、敢えてソーダ割にすることで華やかな香りがさらに引き立ちます。
グビグビと飲むというよりもゆっくりと楽しむちょっと贅沢なハイボール。
グレンモーレンジ蒸溜所のシグネチャーレンジ、基本中の基本である定番ボトルがこちらの10年、通称オリジナルです。
スコットランドでも最長のネックを誇るポットスティルネックが特徴的で、モーレンジ最大の特徴であるオレンジのフレーバーがハッキリと感じることが出来る一本です。
まずはこちらのオリジナルから試してみて下さい。
ちょっと前からラベルデザインが変わったので、昔からのファンはちょっと驚いたかもしれませんね。
グレンモーレンジXのエックスは無限の可能性を意味し、ストレートだけではなくハイボールや水割り、カクテルなどグレンモーレンジには様々な楽しみ方が無限に広がっている、というコンセプトの定番ボトル。
様々なバーテンダーがこちらのXを使ってグレンモーレンジの可能性にチャレンジしていますので、カクテルレシピなど検索してみても楽しいですね。
グレンアラヒー蒸溜所は1967年にアベラワーの町の郊外に設立、ブレンデッドウイスキーへの原酒供給をメインに行っており、シングルモルトはボトラーからのみリリースされる銘柄でした。
2017年に大手メーカー傘下から独立、近年は非常にクオリティの高いシングルモルトをリリースしています。
こちらの8年はペドロヒメネスとオロロソシェリーの樽で熟成された原酒を使用。
甘さとスパイスのニュアンスがバランスよく、グレンアラヒというウイスキーの個性がしっかりと出ている一本です。
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