2021/08/04
改めてオフィシャルをご紹介。
今回はグレンフィディック12年です。
創業は1886年で、蒸留所の名前の由来は「鹿の谷」で、鹿の模様がボトルに書かれています。
世界で最初にシングルモルトを販売した蒸留所で、それまではモルトウイスキーはブレンドしてバランスを取ってリリースするものといわれていました。
グレンフィディックはその蒸留所単体でも非常にスムーズで複雑世もあり、グレーンウイスキーを混ぜなくても常飲できる飲みやすさを作り出すことができています。
ボトルデザインも大変目を引く三角形の形をしており、水、麦芽、風土を表していると言われています。
同じ三角形のボトルデザインに、ブレンデッドウイスキーの「グランツ」がありますが、グレンフィディックを所有するウィリアムグラント&サンズ社がリリースするブレンデッドウイスキーです。
生産量も非常に多く、一時期はスコットランド最大生産量を誇っていましたが、現在は、マッカランやグレンリベットの蒸留器増設ラッシュもあり最大ではなくなってしまっています。
それでもまだまだトップ5には入っています。
スペイサイドを代表する蒸留所として、グレンリベット、マッカランがよく挙げられます。グレンリベットは1824年に政府公認第一号蒸留所になったこと、マッカランはシングルモルトのロールスロイスと称されるハイブランドですが、あえてスペイサイド3大蒸留所などというくくりを作るなら私はグレンフィディックを入れたいと思います。
私も家に必ず1本常備する、レギュラー入りのボトルです。改めて飲んでみるとこれまで気づかなかった新しい魅力を見つけられるかもしれません。
Wataru Kobayashi 小林渉
Vision Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map 武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
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