2022/09/28
スコットランドは主にハイランド、スペイサイド、ローランド、キャンベルタウン、アイラ、アイランズ の6つの地域に分けられ、それぞれの地域の特色が現れたシングルモルトを生産しています。
中でもハイランド地方はスコットランドの北側に位置する大きい地方で、東西南北4つの地域に細分化されています。
スコットランドの固有の伝統文化、キルトやバグパイプは元々ハイランド地方のものとされ、イングランド寄りのローランドとは性格の異なるシングルモルトを生産しています。
ハイランド地方は南部に位置するタリバーディン蒸溜所。
『ソブリン』は王様といった意味があり、1488年に当時のスコットランド王がタリバーディン蒸留所を訪れたことにちなんで付けられています。
ほぼ全てがバーボンバレルの熟成で、わずかにシェリー樽を使用しています。
柔らかな味わいで魅力があり、華やかな甘さが特徴です。
柔らかいバニラ・カカオバター・オールスパイス・オークのアロマ。
メープルシロップ・洋ナシ・クリーミーなチョコレート・少しのスパイシーな味わい。
ファーストフィルのバーボンバレルで熟成した後、500リットルのシェリーカスクで12ヵ月間後熟。
ペドロヒメネスを熟成したカスクを使用し、シェリーの風味と複雑さが加わった味わい深い一本。
フルーツケーキ・砂糖に漬け込んだフルーツ・トフィーのアロマ。
レーズン・熟した林檎・蜂蜜・バニラといった甘み。
シェリーやモルトの甘味が楽しめ、少しのスパイシーさも感じます。
ブレアアソールも南ハイランドに位置する蒸留所。
“トリックスター”とは神話や物語の中で、神や自然界の秩序を破り、物語を展開する者で、往々にしていたずら好きとして描かれています。
善と悪、破壊と生産、賢者と愚者など、異なる二面性を持つのが特徴。
若い原酒だが完成されている、オフィシャルの特徴とは異なるがクオリティが高いなど、二面性と驚きのある原酒にスポットライトを当てた、ボトラーズブランドとしての醍醐味を味わってもらいたいとリリースされたシリーズです。
その第1弾は、1878年創業、スコットランドでも最古の蒸溜所の1つとして知られるブレアアソール蒸溜所のシェリーカスク。
ラベルには北欧神話に登場し、元は火を神格化した存在だっと考えられている”ロキ”が描かれています。
ミディアムシェリーやヘーゼルナッツ、チェリーブランデー、微かなスモークの複雑でスパイシーな香り。
ナッツやドライフルーツ、シナモンや茶葉を感じる味わいに、熟したフルーツや香ばしいフィニッシュ。
ブレアアソールの特徴とシェリー樽熟成の個性が相まって、熟成年数以上に完成度の高いブレアアソールに仕上がった、驚きと楽しみのある1杯です。
1812年にスコットランドのハイランド中央部(北ハイランド)に設立された世界最古の蒸留所のひとつ、ロイヤルブラックラ。
『英王室御用達』としても広く知られていて、現在でも伝統的な製法を守り、フレッシュで華やかかつフルーティーな味わいのウイスキーが生み出されています。
カバリュスは、お酒と共に昔から人類と密接な関係にある『馬』のように、力強く躍動感のある様々な表情を見せるウイスキーをボトリングしたシリーズ。
シロップ漬けのアプリコットやオレンジピールのフルーティーなアロマ。
口に含むと、ミルクチョコレートの甘みがブラックペッパーとともに広がります。
次第にドライフルーツ・パウンドケーキと移り変わり、フィニッシュは再びチョコレートとペッパーにかすかなリコリス。
フルーティーさとしっかりとした甘みが楽しめる1本です。
東ハイランドに位置するアードモア蒸留所は、豊かな自然に囲まれ、大麦の産地にしてピートや良質の水に恵まれるウイスキーづくりに最適な環境で造られています。
数多くの秀逸な樽をリリースしてきたディスティラリー・コレクションは、銘柄の知名度や価格にとらわれず、真に味の良いものを選りすぐることをモットーに、20年以上ボトラーズブランドとして評価を得ています。
こちらのボトルは、ラフロイグの樽で熟成された希少な 1本。
アードモアらしい穏やかなピートは、オレンジやモルトの甘みの奥からじわりと広がるフレーバー。
仄かなピートにスモーク、シロップの甘みに潮っぽさや胡椒のスパイス、長く続くロースト香が秀逸な1本です。
Yasutaka Higaki 桧垣泰隆
目黒リパブリック Burger & Beer 目黒
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