2024/07/01
4世界5大ウイスキーと呼ばれる、スコッチ・カナディアン・アメリカン・ジャパニーズ、そしてアイリッシュ。
アイルランドのウイスキー、アイリッシュウイスキーは華やかでスムース、フルーティーなフレーバーな銘柄が多くモルトビギナーの入門としてもオススメ。
さらには近年ボトラーズやティーリングの個性的な限定ボトルなど、上級者も注目のウイスキーでもありますね。
今回はオススメのアイリッシュウイスキー銘柄5本をランキングでご紹介。
アイルランド、ダブリンの新興ボトラーズ ティーリング。
アイリッシュウイスキーの復活、を目標に掲げ精力的に上質なウイスキー作り、瓶詰めを行い瞬く間に国内外で高い評価を得るまでに成長しました。
こちらは18年の長期熟成タイプ、スリーリバース社の20周年向けに厳選を重ねたプライベートボトリングです。
フランスのブランデー、コニャックの樽で熟成。
ティーリングの持つフルーティーなトロピカルフレーバーはそのままに、コニャック由来の奥行き、幅広いフルーツのニュアンスが楽しめる銘酒です。
こちらのブラックピッツはティーリングの定番ラインとしてリリース、手頃な価格で黒のボトルデザインも見栄え良く贈答用としてもオススメ。
ブラックピッツはアイリッシュウイスキーとしては非常に珍しい、ピートを効かせた原酒をブレンドして作られます。
ピートとは泥炭のことで、スコッチのアイラモルトを代表する強いスモーキーフレーバーの要因となるものですね。
スムースでフルーティーな酒質が特徴のアイリッシュではほとんど使われることがないのですが、やはりチャレンジングなティーリング。
スモーキーで香ばしく、キャラメルやリンゴ、蜂蜜などの風味。
同じくティーリングから、こちらは限定のシングルポットスティルシリーズの最新作。
ワイン樽や希少なシェリーの樽を使った過去のシリーズ、今回はコニャックのブランド ピエールフェラン社が所有するプランテーションラムの、パイナップルを漬け込んだダークラムの樽でフィニッシュをかけた、今回もまたまたチャレンジングなボトルです。
パイナップルラムそのものを飲んだことがない、と言う方も多いとは思いますが、ダークラムのコクと甘さ、ビターテイストにパイナップルのトロピカルな甘い余韻。これからの夏の季節にはピッタリなティーリング。
ブッシュミルズ はアイルランド北部、アントリム州に存在する蒸溜所です。
その創業はなんと1608年と言われており、400年以上の歴史を誇るアイルランド最古の蒸溜所とも。
ノンピートのアイルランド産大麦100%使用にこだわり、スムースでクセのないウイスキー作りを信条としています。
こちらの10年はグレーンをブレンドしないシングルモルト、伝統の3回蒸溜を経てバーボン樽で10年以上熟成。
ハチミツやバニラなど複雑な香り、味わい。ストレートはもちろんハイボールでも華やかに仕上がります
同じくブッシュミルズから、こちらは12年熟成。熟成年数としては先の10年と僅か2年ほどの違いですが、こちらはバーボンとオロロソシェリー樽で熟成された原酒をヴァッティングした後に更に、甘口のマルサラワイン樽で6〜9ヶ月間の熟成を行ったもの。
なので10年とは色味も全然違ってくるんですね。
ドライフルーツやスパイス、アップルパイのような甘い香りにバニラ、蜂蜜、カラメルのニュアンスが複雑に絡みます。
是非10年と並べて飲み比べを。
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2024年6月13日
WHISKY BAR VinSanto Irish whiskey
こだわりの樽熟成ウイスキーフライト アロースコルトンワイン樽にバーボン樽【量り売りウイスキーショップ・東京】/ 恵比寿 VinSanto