人気のアイラモルトを知ろう!蒸留所 中編 / Vision

前回は、アイラ島の蒸留所を3か所ご案内しました。
今回は、その続きとなる中編として、さらに3つの蒸留所をご紹介します。

 

 

4. ラガヴーリン Lagavulin

ラガヴリン

ディアジオ社が所有するアイラの蒸留所。
ホワイトホースの主要原酒としても有名です。

オニオン型という非常に濃いウイスキーができる蒸留器で、ラインアームが下向きというこちらも非常に濃いウイスキーができる特徴を持っています。
そのため、そのパワフルさから熟成のピークが遅いと言われており、一番一般的なオフィシャルボトルは16年熟成。他の蒸留所に比べても長い熟成期間を経てリリースされます。
ピートの強さを表すフェノール値は35ppm。ポートエレンという製麦工場から供給されています。
また、それ以外にも、オフィシャル8年がある他、年1回リリースの12年のカスクストレングス、同じく年1回のリリースのディスティラーズエディションなどがあります。

(左)ラガヴーリン 16年
(右)ラガヴーリン ディスティラーズエディション 2018

 

5.ラフロイグ laphroaig

ラフロイグ

ビームサントリーが所有する蒸留所。
プリンス・オブ・ウェールズのロイヤルワラントを持つ蒸留所としても有名で、ラベルのにはその紋章が入っています。
ピートの強さは約45ppmとなっています。
これは、ポートエレンから購入する35ppmの麦芽と、自社内でフロアモルティングを行いピートを焚いている麦芽をブレンドすることにより、ややピートを強く効かせる形になっています。また自社内で焚くピートは、アイラ島内に独自のピート採掘場があり、そのピートがラフロイグ固有のフレーバーを生み出すと言われています。
他の蒸留所と比べて、薬品香(よく言われるのが正露丸)が強く、その独特な風味から、「好きな人は徹底的に好きだが嫌いな人は徹底的に嫌い」と言われる蒸留所でもあります。

(左)ラフロイグ 10年
(中)ラフロイグ 18年
(右)ライフロイグ PXカスク

 

6.ボウモア Bowmore

ボウモア

ラフロイグと同じく、ビームサントリーが所有する蒸留所。
アイラ島で最も古く、1779年創業。アイラの女王と言われる、非常に上品なフレーバーが特徴となっています。
ピートの強さは約25ppm。他のアイラの蒸留所よりもやや低く、これにより麦芽の風味がピートに消されること無く、麦芽の甘さ、それが熟成されることによる南国風なジューシーなフルーツフレーバーが特徴となっています。
特に、かなり古めのボトルや、熟成年数の長いボウモアは、「絶品」と言われる有名なボトルが多く、大変高値で取引されています。

(左)ボウモア 12年
(左中)ボウモア 18年
(右中)ボウモア 18年 ディープ&コンプレックス
(右)ボウモア ゴールドリーフ

ということで、次回に続きます。
引き続きよろしくお願いいたします。

 

Wataru Kobayashi 小林渉
Vision Whisky bar 吉祥寺
0422-20-2023
Google Map 武蔵野市吉祥寺本町1-11-8 耶馬ビルB1
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